◆2019年度関東大学アイスホッケーリーグ戦◆

10月5日 対神奈川大 ダイドードリンコアイスアリーナ

立大が第3戦で神奈川大から歴史的勝利を挙げた。副将・竹高(法3)の3ゴール、梶原(法2)の2ゴールで5得点。9月5日に北海道・苫小牧市で行われたサマーカップで4-14と大敗を喫した相手にリベンジを果たした。立大が関東大学リーグ戦で勝利するのは2014年11月8日の神奈川大戦以来。リーグ戦の連敗は「44」でストップした。


ドリブルをする竹高(法3)。この日3得点をあげた

5年ぶりの勝利

この時を待っていた。試合終了のブザーが鳴ると、リンクの中心で竹高が大きく吠えた。そして目に涙を浮かべた。「立教大学アイスホッケー部に恩を返せてよかった」。3ゴールを奪ったエースは部への感謝の思いを口にした。

1P10分に先制点を奪われ、追いかける展開。逆転したのは2点ビハインドなった2Pだった。6分、7分と梶原が電光石火の2得点。「シュートを打とうと意識していた」と狙い通りの積極的なプレーでゲームの流れを変えた。大友監督(08年度卒)が「(夏)合宿終えて開花した。周りを生かし、よくシュートを打てるようになった」と話す成長著しい2年生が活躍。3Pは竹高の2ゴールでさらに突き放した。守ってはGK川上(法1)を中心とした固いディフェンスで42本のシュートを浴びながら2失点。高い集中力でつかんだ勝利だった。


試合後、笑顔を見せる川上(法1)。2失点に抑え、勝利に大きく貢献した

プラン通り

選手発信のゲームプランが勝因だ。提案したのは佐山(済3)。「色々な人に話を聞いた中でゲームプランを考えないとダメだ」と考えた。週末に試合を控えた水曜日、陸上トレーニングの時間を全て費やし、ゲームプランを練った。あらゆる場面を想定し、大友監督やコーチにメッセージを送った。チーム初のことだった。「監督・コーチは選手たちがやりたいことをサポートするのが仕事」と大友監督も了承し、チーム全員が同じプランを共有した。

だからこそ、先制されても動じなかった。3Pで2点差以内なら想定内。「点を取られてもゲームプランがあったから、落ち着けた」(佐山)。リーグ戦開幕前には10点差で敗れていた相手に3点差をつけて勝利。徹底的な話し合いが結実した。

Change

リーグ戦は10試合のうち、3試合を終えたばかり。連戦で今日大東大と対戦する。(20時開始)。主将・上床は「これから運じゃなかったことを証明する」と意気込む。他の選手たちも1勝で満足している様子はない。大友監督は「Changeというスローガンを掲げている。それは現状に満足しないで限界を決めずにどんどん成長していっていこうという意味。(1勝という)目標を達成したので、次もう一個と達成できるようにしたい」とした。アイスホッケー部に新たな1ページを刻んだ選手たちは、これから何ページでもその歴史を塗り替えに行く。
(10月6日・大場暁登)