「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/9月30日~10月6日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で、第3シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を破り、決勝進出を果たした第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)。ジョコビッチが試合後に記者会見を行い、決勝での集中の仕方やオリンピックについて語った。

75個のタイトルを持つジョコビッチ。決勝には慣れているだろうが、どのように集中し、保つのかを問われると「私はともかくトロフィーを手にすることを思い描きます。それ以上のことは夢見ません。毎日それに集中します。リスペクトしながらオンとオフのメリハリをつけ、ピークに自分を持っていきます。これは言うなればマインドゲームですね。あまりにも多くの成功を収めると、自分に対して周りからプレッシャーがかかりますが、ある意味での殻を作り、その中に自分を置いて集中するのです」と語った。

決勝ではジョン・ミルマン(オーストラリア)と対戦するが、そのことについては「ミルマンは安定しています。(準決勝の相手の)ライリー・オペルカ(アメリカ)は勝つのが簡単な選手ではありません。それを勝ち抜いてきたミルマンは頑張っているし、ポジティブだし、全てのショットを追うし、ただではポイントを取らせてくれないでしょう」と警戒した。

また、オリンピックに関して記者から「ロジャー・フェデラー(スイス)が出ないかもしれないと言っているらしく、ラファエル・ナダル(スペイン)が2024年は出ないと言っているそうだが、ウィンブルドン後のスケジュールが問題なのか」と問われたジョコビッチ。

これには「可能性はありますね。リオでもフェデラーを含むトッププレーヤーが出ませんでした。我々のシーズンは長いですし、もうすでにいっぱいの中、新たな大会が入るわけですから。私は、今週ずっと話してきているように戻ってくるつもりです。体調を維持するようにしなければなりませんね。いつ来日するかはウィンブルドンの結果とその後の休養、そしてチームや家族の予定にもよりますが、できるだけ早く来るつもりです」と答えた。

そして準決勝ではジョコビッチの祖国、セルビアの旗が多く見られたことについては「今日は日本の方々がセルビアの国旗を振ってくれていました。素晴らしいことです。私はセルビアの代表だと思っています。名前の横にセルビアとありますからね。デビスカップやオリンピック同様、普通のトーナメントでも母国の代表だという意識は持っています」と、いつでも代表としての誇りを感じていることを明かした。

ジョコビッチがそのイメージの通りにトロフィーを掲げ、同大会初出場での初優勝を成し遂げることができるのか、注目される。

ジョコビッチとミルマンの決勝は、大会最終日、6日の15時30分に開始予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」でのジョコビッチ

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)