14日に開幕した東京六大学野球は、6日をもって第4週が終了した。対戦カードは法大ー明大、東大ー早大。明治神宮球場にオレンジ旋風が吹いた2日間だった。

東大ー早大の1回戦は序盤から早大がリードを奪ったが、その後は東大が執念で追い上げ、8回に試合は3-3の振り出しに戻った。最後は早大の3番・福岡の適時打でゲームセット。辛勝を収めたものの、打線が精彩を欠き課題が残る試合内容となった。翌日の2回戦は、大阪桐蔭高出身・徳山が東大打線をわずか3安打に抑えて完封勝利。開幕から3連敗していた早大が、前週の明大2回戦から続く連勝を4に伸ばした。次戦は1週空いて第6週に今季まだ勝ち点のない立大と対戦する。

“血の法明戦”は法大に軍配が上がった。プロ注目の明大エース・森下主将から2得点をもぎ取ると、投げては投手5人が継投で2-0の完封勝利。明大にとっては、優勝が厳しい状況となる痛い一敗となってしまった。この試合で4打数2安打と好調だったのは先発森下のバット。続く第2戦では、善波監督が「奇策」に出る。法大に先制を許し、なおも1点を追う7回に2番・陶山選手に替えて森下を代打に送り、そのままライトの守備に就かせたのだ。しかし、最後までリードを奪えなかった明大。早大2回戦から4連敗を喫し、優勝の可能性は完全に潰えた。

第5週では、開幕から6連勝中の法大と4連勝中の慶大が対戦。連勝を伸ばすのはどちらの大学か、今季の優勝の行方を占う重要なカードとなりそうだ。

なお、スポーツブルでは東京六大学野球を「BIG6 TV」にて無料で配信中。白球を追う学生たちのプレーを、最後まで見届けよう。

【試合結果】
10/5(土)
法大 2-0 明大
東大 3-4× 早大

10/6(日)
早大 3-0 東大
明大 1-2 法大

【この選手に注目】
今カードの注目選手は、法大・三浦投手。福岡大大濠高出身の2年生だ。今春までは1回戦の先発を任されていたが、秋季リーグではリリーフ待機。明大1回戦では8回無死満塁のピンチで登板し無失点に抑えると、9回には三者三振に仕留めた。開幕から5試合連続で一人の走者も許さない圧巻の投球で、法大ブルペン陣を支えている。