今大会勝ち星一つの状態で迎えた法大との戦い。互角の戦いを繰り広げなかなか点差を離すことができない。しかし、第4Q、残り2分の場面で渡辺翔太(政経3=宇都宮工)が逆転の3Pシュートを見事決め、明大に流れが傾く。そのままリードを保ち84―79で白星を挙げた。

◆8・24~11・14 第95回関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)

▼10・25 対法大1回戦(白鴎大体育館)

〇明大84{18-11、14-21、29-23、23-24}79法大

 スターターは、PG渡辺、SG須藤昂矢(営4=桐光学園)、SG常田耕平(政経2=正智深谷)、PF植松義也(営3=桐光学園)、PF永田渉(政経3=盛岡南)。

 リーグ前半戦を勝利で締めくくった。試合の流れを決める第1Qは須藤の3連続得点の勢いそのまま18―11と7点差をつけリード。そのまま前半をリードで折り返すかと思われたが、相手の3Pシュートが立て続けに決まり同点となってしまう。試合が動いたのは第4Q残り2分。72―72で取られては返す接戦を崩したのは渡辺だった。「気持ちよく打てて流れを引き寄せることができた」(渡辺)。緊張感の高まる中落ち着いたプレーで3Pシュートをゴールに沈め、一気に会場は明大ムードに。さらに「最後の大事な場面でスティールを取れたことがよかった」(常田)。シュートが入った後もディフェンスの手を緩めず、渡辺の冷静なスティールから植松が点を生む。対する法大も何とか巻き返しを図るがファウルを連発。明大はフリースローを着実に決め流れを渡さず、84―79で今大会2勝目を挙げた。

 リーグ前半戦を2勝9敗で折り返した明大。勝ち星は少ないものの「チームとして確実に成長している」(常田)。敗戦を通して課題を見直し、一戦一戦進化を続けている。特に明大の持ち味であるディフェンスはさらに洗練され、後半戦に向け勝利の準備はできている。明大の底力を見せ、神大、早大との同率最下位の現状からいち早く抜け出したい。

 次戦は現在2位の筑波大との戦いとなる。1回戦目は敗戦となったが「格上とはいえ勝たなければいけない相手」(渡辺)。少しでも上位に上がるためにもここで連勝を挙げチームを勢いづけたい。成長した明大のバスケでリベンジを果たす。

[伊藤理子]

試合後のコメント

渡辺

――今日の試合を振り返っていかがですか。

「序盤点差が離れていたんですけど、それは相手のミスが結構多かったおかげです。自分たちの内容はよかったとはいえなかったので、最初は本当にラッキーでした。そこから同点に追いつかれてから我慢して最後に点差を離せたのはいい形ではあったと思います」

――後半戦に向け絶対に押さえたい点はありますか。

「課題はリバウンドですね。今日もやっぱりリバウンドをインサイド陣に取られていたので、次の筑波大はでかいのでリバウンドをしっかり徹底してやって、リバウンドが成功して取れればそこからプッシュオフェンスで攻められるので、そこを徹底してやっていきたいと思います」

常田

――チームとしては成長していますか。

「オフェンスもディフェンスもリーグの最初とは全然違います。前から当たるのもチームとして、徹底できていますし、オフェンスも昴矢(須藤)さんだけじゃなくて、チーム全体で点が取れています。確実に成長していると思います」

――リーグ後半戦どんなことが大事になっていきますか。

「初めて戦うチームも多かったし、チームの中で去年試合に出ていた人も少ないので、そういう部分で難しいところはありました。そこから成長してきているので、2週目も勝負しながら、成長していかないといけないと思います」