「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月28日~10月6日/ハードコート)の大会8日目、女子シングルス準決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第16シードで前年優勝者のカロライン・…

「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月28日~10月6日/ハードコート)の大会8日目、女子シングルス準決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第16シードで前年優勝者のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と対戦。第1セットは6-4で大坂が先取した。

両者は過去に2戦しており、大坂の0勝2敗。ウォズニアッキはここまで1セットも落としておらず、好調ぶりを見せている。対する大坂も3回戦まではストレートで勝利しており、さらに昨日は今年の「全米オープン」の新旧女王対決を制しての勝ち上がり。ウォズニアッキから初勝利を挙げ、決勝に進むことができるのか、期待がかかる。

第1セットはウォズニアッキのサービスゲームから始まった。第1ゲームで大坂がデュースまで追い上げたがブレークには至らない。その後もお互いにサービスゲームをキープし合い、ブレークチャンスを作れないという拮抗した戦いが続いた。

第7ゲームで大坂が両者通じて初となるブレークポイントを握ったが、ウォズニアッキにしのがれ、活かすことができなかった。

第8ゲームではウォズニアッキにデュースの末にブレークポイントを握られたが、なんとかしのいだ大坂。

続く第9ゲームで15-40と2本のチャンスを作ると、1本はしのがれたもののブレークに成功。終盤で1ブレークアップとリードを作った。

そして大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームを守り切った大坂が、6-4で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Xinyu Cui/Getty Images)