4日、10月6日に開幕する「ATP1000 上海」の大会公式Twitterが、世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)が手首の怪我のため同大会を欠場することを発表した。

ナダルは9月に「全米オープン」で優勝、グランドスラムタイトル獲得数を19に伸ばした。その後、9月25日から3日間行われたチーム対抗戦「レーバー・カップ」の2日目に出場し、シングルスとダブルスをプレー。3日目にもロジャー・フェデラー(スイス)とペアを組んだダブルスと、シングルスの2試合を行う予定だったが、左手首の炎症のため欠場していた。

今回の「ATP1000 上海」欠場も、この左手首の炎症が原因の一つと考えられる。

ナダルは今シーズン「全米オープン」の他に、「全仏オープン」、「ATP1000 ローマ」、「ATP1000 モントリオール」の計4つのタイトルを獲得。シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」への出場権もすでに得ている。

昨年もナダルはシーズン終盤に怪我をし、「Nitto ATPファイナルズ」を欠場しているだけに、今年は完治して出場することが期待される。

またナダルとノバク・ジョコビッチ(セルビア)による年末1位の争いも激化している。

主に今シーズン稼いだポイントで決まるレースランキング(9月30日付け)で、ナダルは現在9,225ポイントで1位となっている。一方のジョコビッチは7,265ポイントで2位だ。しかしジョコビッチは今週開催の「楽天ジャパンオープン」でベスト4以上が決まっており、少なくとも180ポイント、優勝すれば500ポイントを加算することになる。

もしジョコビッチが「ATP1000 上海」でも優勝し1000ポイントを加算した場合、その差はさらに縮まる。年末1位の座は「ATP1000 パリ」、そして「Nitto ATPファイナルズ」の結果で決まってくる可能性がある。

現在は誰が「Nitto ATPファイナルズ」への出場権を得るかが注目されているが、ナダルとジョコビッチのどちらが年末1位となるかも今後注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はナダル(左)とジョコビッチ(右)

(Getty Images)