「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/9月30日~10月6日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で世界127位のダニエル太郎(日本/エイブル)と予選勝者で世界80位のジョン・ミ…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/9月30日~10月6日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で世界127位のダニエル太郎(日本/エイブル)と予選勝者で世界80位のジョン・ミルマン(オーストラリア)が対戦。第1セットは4-6でダニエルが落とした。

両者はツアー本戦では、今回が2度目の対戦で、前回はダニエルがストレートで勝利している。「(今大会初戦で)ボルナ・チョリッチ(クロアチア)に勝ったからミルマンには絶対勝たないといけないみたいな声は出てくると思いますが、それでも僕はチャレンジャーの立場ですよ」と語っていたダニエル。自身初となる同大会ベスト4進出を果たせるのか、注目が集まる。

第1セットはミルマンのサービスゲームから。第1ゲームでいきなりチャンスを作ったダニエル。このチャンスを活かしてブレークしたダニエルだが、続く第2ゲームでブレークバックを喫し、リードを保つことができない。

さらに第4ゲーム、ダニエルのショットがわずかにサイドアウトになり30-40とピンチを迎えた。ダニエルはオープンコートを作られながらもボールを追ってデュースに持ち込むが、そこでもミルマンに追い込まれる。そしてミルマンの速いリターンをしのぎきれずにブレークを喫し、1ブレークダウンとされた。

第5ゲームでダニエルは0-30とポイントリードするもブレークチャンスをつかめない。第6ゲームでも40-0から40-30まで追い上げられたが、なんとかキープし、差を広げさせない。

しかし、第7ゲームでもブレークすることができず、ゲームカウント2-5とされた。それでも相手のサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで、サーブが甘くなったミルマンから30-40のチャンスを作る。一度はしのがれるも、ダニエルは懸命に走ってポイントを奪い、土壇場でブレークバックに成功。

しかし、続く第10ゲームでまたもブレークを喫し、第1セットを落とした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」でのダニエル太郎

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)