WRC第12戦ラリーGBは、SS1を終えてトヨタのクリス・ミークがベストタイムをマーク、2番手にヒュンダイのティエリー・ヌービル、そしてフォルクスワーゲン・ポロGTI R5を駆るペター・ソルベルグが3番手タイムをたたき出してみせた。 この…

WRC第12戦ラリーGBは、SS1を終えてトヨタのクリス・ミークがベストタイムをマーク、2番手にヒュンダイのティエリー・ヌービル、そしてフォルクスワーゲン・ポロGTI R5を駆るペター・ソルベルグが3番手タイムをたたき出してみせた。

この日はリバプールでのセレモニアルスタートが行われたのち、オールトンパークサーキットでSS1のみが行われるというスケジュール。本コースとインフィールドを組み合わせた3.58kmのステージでは雨が降り、ミックスサーフェイスの難しいコンディションでR5クラスが複数台上位に食い込んだ。

4番手のセバスチャン・オジエ(シトロエン)、5番手アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイ)、6番手エサペッカ・ラッピ(シトロエン)に続く7番手に地元のマット・エドワーズ(ヒュンダイi20 R5)、8番手ヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ)を挟んで9番手にカッレ・ロバンペラ(シュコダ・ファビアR5 Evo)、10番手にカエタン・カエタノビッチ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)と、10台中4台にR5が入ることとなった。選手権トップに立つオィット・タナックはエンジンストールに見舞われタイムロス、首位から8.8秒遅れの13番手からスタートとなった。

勝田貴元はフォード・フィエスタR5でRC2クラスに参戦、ニコライ・グリアジン(シュコダ・ファビアR5)と同タイムでRC2の5番手につけている。

競技2日目はSS2からSS10の計9SS、116.52km。終盤2SSはランプポッドを装着してのナイトステージも含むという構成だ。SS2は日本時10月4日(金)15時18分スタート。

WRCラリーGB SS1後暫定結果
1. K.ミーク(トヨタ・ヤリスWRC) 2:47.4
2. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +2.1
3. P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +3.3
4. S.オジエ(シトロエンC3 WRC) +3.8
5. A.ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC) +4.1
6. E.ラッピ(シトロエンC3 WRC) +4.7
7. M.エドワーズ(ヒュンダイi20 R5) +5.4
8. J-M.ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +5.7
9. K.ロバンペラ(シュコダ・ファビアR5 Evo) +5.8
10. K.カエタノビッチ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +6.1
11. C.ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC) +8.2
12. P.ティデマンド(フォード・フィエスタWRC) +8.3
13. O.タナック(トヨタ・ヤリスWRC) +8.8
14. N.グリアジン(シュコダ・ファビアR5 Evo) +8.9
15. 勝田貴元(フォード・フィエスタR5 MkII) +8.9