ペター・ソルベルグは今週開催されるWRCウェールズ・ラリーGBに“サヨナラ”参戦としてエントリーする。一方、18歳の誕生日を迎えたばかりの息子オリバーは、同じイベントでWRCデビューを果たす。ふたりはともに、フォルクスワーゲン・ポロGTI R5で親子対決の舞台に立つことになる。

18年前、ペターがラリーニュージーランドでベストタイムを連発していた頃、地球の反対側では、予定より少し早めにオリバーが誕生していた。このふたりが今週、チームメイトとしてWRCに参戦する。ウエールズ・ラリーGBはいうまでもなく、ペターが2003年にWRCドライバーズタイトルを決めた思い出のイベント。2002年のGBでは、WRC初勝利も飾っている。そのイベントを自身最後のWRC参戦に、そして息子オリバーにとって初めてのWRC参戦の場に選んだ。今回、ペターは当時コ・ドライバーを務めていたフィル・ミルズを迎えている。



「完璧なタイミング、完璧な舞台だよ」とペターは語る。発表されているエントリーリストでは、オリバーのカーNo.は54、そしてペターは55。初日は、オリバーがひと足先にステージを走行することになる。
「走行順が近いのはいいね。ステージの間で会話ができるし、セットアップのことでオリバーが悩んだら自分がアドバイスをしてあげられる。このラリーは、コンディションがあっという間に変わることもあるからね」と語る。

一方、18歳の誕生日を迎えたオリバーは、運転免許の試験に合格して6日後にGBのレッキに挑んだ。「免許の試験ではいろいろあったけど、今はラリーに集中できる。今までずっと、参戦を夢見てきたラリーだ!」