■「楽天ジャパンオープン」(日本・ 東京/9月30日~10月6日/ハードコート)2日の大会3日目。男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がワイルドカード(主催者推…

■「楽天ジャパンオープン」(日本・ 東京/9月30日~10月6日/ハードコート)

2日の大会3日目。男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がワイルドカード(主催者推薦枠)での出場で世界133位の添田豪(日本/GODAI)と対戦。6-3、7-5でジョコビッチが勝利し、ベスト8進出を決めた。

世界77位の西岡良仁(日本/ミキハウス)は第5シードの世界24位ルカ・プイユ(フランス)と対戦。西岡は1-6、2-6で敗れ、2回戦で姿を消すこととなった。

この試合、西岡のファーストサービスの成功率は68%だったが、そこからのポイント獲得率は50%と低く、さらにセカンドサービスでのポイント獲得率は33%だった。1回戦では粘り強さを見せた西岡だったが、2回戦ではそれを上回る好調ぶりを見せたプイユに圧倒された。

一方、予選勝者で世界136位の内山靖崇(日本/北日本物産)は世界45位ラドゥ・アルボット(モルドバ)に6(2)-7、6-3、6-4で逆転勝利。シングルスでは自身初の同大会ベスト8進出を決めた。

試合後のオンコートインタビューで、内山は「第1セットの落とし方が悪かったので、心を100%切り替えてまた最初からという気持ちで。その切り替えが上手くいったかなと思います」と振り返った。

なお、内山は同日、ファブリス・マルタン(フランス)とのペアでダブルス1回戦に臨んだが、残念ながらストレートで敗れた。

■「ATP500 北京」(中国・北京/9月30日~10月6日/ハードコート)

大会3日目、男子シングルス2回戦。世界503位のアンディ・マレー(イギリス)が予選勝者の世界69位のキャメロン・ノリー(イギリス)に7-6(6)、6(4)-7、6-1で勝利。3年ぶりの同大会ベスト8進出を果たした。

1月の「全豪オープン」後に股関節の手術を受け、6月にまずダブルスで復帰。そして8月にシングルスへ復帰したマレー。シングルスでは2018年9月以来、約1年ぶりのベスト8入りとなった。

■「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月28日~10月6日/ハードコート)

大会5日目、女子シングルス3回戦。第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が世界39位のジェン・サイサイ(中国)にフルセットの末勝利し、ベスト8進出。これでバーティはサイサイに対し5勝0敗となった。

第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)は第9シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)にストレートで勝利した。

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【10月2日 主な試合結果】

◆「楽天ジャパンオープン」

男子シングルス2回戦

〇[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)6-3、7-5 ●[WC]添田豪(日本/GODAI)

〇[5]ルカ・プイユ(フランス)6-1、6-2 ●西岡良仁(日本/ミキハウス)

〇[Q]内山靖崇(日本/北日本物産)6(2)-7、6-3、6-4 ●ラドゥ・アルボット(モルドバ)

男子ダブルス1回戦

〇ロハン・ボパンナ(インド)/デニス・シャポバロフ(カナダ)6-3、7-6(3) ●[WC]ファブリス・マルタン(フランス)/内山靖崇(日本/北日本物産)

◆「ATP500 北京」

男子シングルス2回戦

〇アンディ・マレー(イギリス)7-6(6)、6(4)-7、6-1 ●[Q]キャメロン・ノリー(イギリス)

〇[4]カレン・ハチャノフ(ロシア)7-6(0)、7-6(5) ●[Q]ジェレミー・シャルディ(フランス)

◆「チャイナ・オープン」

女子シングルス3回戦

〇[1]アシュリー・バーティ(オーストラリア)6-3、6(5)-7、6-2 ●ジェン・サイサイ(中国)

〇[7]ペトラ・クビトバ(チェコ)6-3、6-3 ●[9]ベリンダ・ベンチッチ(スイス)

女子ダブルス2回戦

〇青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本)7-5、6-4 ●[6]チャン・ハオチン(台湾)/チャン・ラティーシャ(台湾)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」でのジョコビッチ

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)