今週開催されるウェールズ・ラリーGB。ヒュンダイは、ティエリー・ヌービル、アンドレアス・ミケルセンに加え、i20クーペWRCのサードドライバーにクレイグ・ブリーンを再び起用する。

前戦トルコではミケルセンが今季のチーム通算10回目となるポディウムに上がり、マニュファクチャラーズ選手権でのリードを広げた。残り3戦での最大獲得可能ポイントは129。今回のラリーGBも悲願の初タイトル獲得に向けて重要な一戦となる。

トルコでは厳しい内容となり、ドライバーズ選手権では30ポイント差の3番手につけているヌービル。GBでは2017年に2位に入っている。タイトル争いも佳境を迎えるなか、ウェールズ初勝利を狙いたいところだ。
「ラリーGBはカレンダーのなかで最もウエットなラリーになる可能性もある。ドラマの多いラリーに対処できるよう備えておかなくてはならない」とヌービル。
「非常にスリッパリーなイベントだが、自分が楽しめるラリーでもある。何度かポディウムに上がったこともあるので、今年も同じような内容にしたい。一日が長く厳しいアイテナリーだが、それがウェールズ。その試練に向けての準備は整っている」

前戦トルコを3位でフィニッシュしたことで、ドライバーズ選手権では4位に浮上したミケルセン。タイトル争いとともに、4位争いも激戦となっており、馴染みのあるGB戦ではさらにポジション固めを図りたいところだ。
「ラリーGBは自分がWRCキャリアをスタートした場所なので、いつでもカレンダーのなかで特別な一戦」とミケルセン。
「今年は晩秋の開催だが、コンディションはいつもスリッパリー。雨や霧も多い。シーズンの中でも、最もトリッキーなグラベルラリーのひとつだ。この難しいラリーで、前戦トルコでの勢いをつなげていきたい」

8月のフィンランドで初めてヒュンダイから参戦し好内容を収めたブリーンは、2度目のヒュンダイからの参戦チャンスをつかんだ。
「ラリーGBでまたこのマシンに戻ることができて、うれしい。とても好きなラリーだからね」と語るブリーンはアイルランド出身。
「地元に一番近いラリーでもある。何年も、素晴らしい思い出ができたところでもある。フィンランドでは自分の予想をはるかに上まわる出来になり、前に進もうという自信が大いに高まった。GBは難しいラリーになることは分かっているし、チームのためにマニュファクチャラーズ選手権ポイントを獲得できるようにしなくてはならない」