障害･性･世代･言語・国籍などを超えたパフォーミングアーツの祭典 True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 – 第一弾イベント詳細発表！

世界で活躍する障害者8人組によるブレイクダンスチーム「ILL-Abilities（イルアビリティーズ）」と日本が世界に誇る実力派ブレイクダンサーがダンスバトル！

障害・性・世代・言語・国籍などのあらゆる多様性があふれ、みんなが支え合う社会の実現を目指し、2019年9月～2020年7月まで開催する「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 –」では、1年間を通じて、ダンス・ミュージカル・音楽ライブ・演劇・ファッションショーなど、多彩な身体表現によるシリーズ「True Colors パフォーミングアーツ」が展開される。

　第一弾となる「True Colors DANCE」では、2019年9月10日(火)、渋谷ストリーム前 稲荷橋広場にて、世界各地で公演を行う障害者8人組によるブレイクダンスグループ、「ILL-Abilities（イルアビリティーズ）」をカナダより招へいし、日本のトップダンサーとのダンスバトルを開催。2024年パリオリンピックで追加競技として承認された「ブレイクダンス」。ダンスバトルの対戦相手として、日本のブレイクダンス界を担う、Bboy Shigekix、Bgirl RamやBboy Taisukeが出演する｡

「True Colors DANCE  – No Limits – 」開催概要

日時：2019年9月10日（火）14:00～18:00
会場：渋谷ストリーム前稲荷橋広場（東京都渋谷区渋谷3-21-3）
出演者：ブレイキン・バトル：ILL-Abilities、The Floorriorz、Bboy Shigekix､Bgirl Ram、Bboy Taisuke
ショーケース：SOCIAL WORKEEERZ､LJ BREAKERS (from LOVE JUNX)
MC：KITE、Chigusa　／　解説　Bboy Katsu1 ／ 舞台手話通訳　はしもといちろう

第一部　14:00-15:00
ショーケース：ILL-Abilities/SOCIAL WORKEEERZ/LJ BREAKERS(from LOVE JUNX)
ブレイキン・チームバトル：ILL-Abilities  vs The Floorriorz

第二部　17:00-18:00
ショーケース：LJ breakers from LOVE JUNX/SOCIAL WORKEEERZ
ブレイキン・ソロ・バトル：ILL-Abilities  vs Bboy Shigekix/Bgirl Ram/ Bboy Taisuke

第1部と第2部の間には、トークとワークショップを開催。
※聴覚障害のある人も参加できるダンスワークショップです。

15:10-15:25 トーク
ILL-Abilities 2名､Bboy Katsu1､KITE
15:30-16:30 ワークショップ “CONNECTED”
講師：UNO、NOPPO(s**t kingz)　協力：DANCEWORKS 
観覧：無料､申込不要　※雨天の場合は会場変更、荒天の場合はイベントが中止になる可能性有り。
前日16:00に公式サイトにて発表予定。
アクセシビリティ対応項目：ゆずりあいゾーンあり（車椅子をご利用の方、体の不自由な方、聴覚障害のある方、視覚障害のある方、小さいお子さまをお連れなどの方への優先エリア）・手話通訳あり・日本語字幕・筆談ボードあり・多目的 トイレあり（渋谷ストリーム2F）・駐車場あり（渋谷ストリーム施設内）・会場案内スタッフあり

出演者プロフィール

ILL-Abilities（イルアビリティーズ）

2007年にモントリオールを拠点にするダンサー／モチベーショナル・スピーカーのルカ・レイジーレッグス・パトエリが「不可能なことはない」というメッセージを広く伝えるために設立。 8人のBboy、ブレイクダンサーからなる「インターナショナル・ブレイクダンス・クルー」。「イル」の部分はネガティブな言葉をポジティブに転用するヒップホップの文化では、「信じられない」、「素晴らしい」、「繊細」、「センスがある」などの意味がある。このクルーは「障害」のネガティブな側面や限界を強調するのではなく、ポジティブでかっこいいチームを目指している。

Bboy Shigekix（ビーボーイシゲキックス）

自身の姉、Bgirl Ayane の影響により、7 歳の時にBboying を始める。自分の技を磨き、観客を盛り上げる感覚にのめり込んでいく。Kids Bboy シーンで頭角を現し、2013年、11歳の時に世界の大会に挑戦を始める。無敵の快進撃でKids の世界大会を総ナメ、他の追随を許さない唯一無二の存在になった。2017年中学を卒業し、晴れてTeam G-Shock に加入。同年11月に15歳という若さでRed Bull BC One World Finalに出場。2018年ブエノスアイレス・ユースオリンピックでは銅メダルを獲得。 Bboy Shigekix は今後のブレイクダンスシーンを背負っていく最重要人物である。

Bgirl Ram（ビーガールラム）

2001年4月11日生まれ。神奈川県立百合丘高等学校卒業。The Floorriorz Academy 一期生を経て2017 年4 月にThe Floorriorz へ加入。同年Battle Of The Year World Final 優勝。2018 年ブエノスアイレス・ユースオリンピックではソロ、2on2での2個の金メダルを獲得し、世界を驚愕させた。

Bboy Taisuke（ビーボーイタイスケ） 

(The Floorriorz / Red Bull ALL STARS / FTHEB) 

幼少期から類い稀なるセンスで数々のタイトルを獲得しキッズダンスシーンの立役者となる。2007年に上京し、瞬く間にその才能が開花。日本人初のソロ・バトルでの世界大会優勝に留まらず、チームでもThe Floorriorzを率いて日本人初世界大会三連覇を果たすなど、国内外で50回以上の優勝経験を持つ、まさに日本を代表するBboyである。Bboy初のスポンサー契約を獲得した先駆者でもあり、日本のダンスシーンを語るには欠かせない存在である。その他にも各種メディアや三浦大知『REPLAY』MV出演など活動の幅は様々。地元長崎県佐世保市の観光名誉大使、      The Floorriorzとして神奈川県川崎市の産業大使も務めている。

The Floorriorz（ザ・フローリアーズ）

世界でもっとも権威のあるブレイクダンスの世界大会「Battle Of The Year」で、2015年-2017年に世界初となる3連覇という偉業を達成するなど、日本が世界に誇るレジェンドクルー。 

SOCIAL WORKEEERZ（ソーシャル・ワーカーズ）

2011年、児童・障害者福祉職に就くメンバーを中心に結成｡DANCE for SOCIAL INCLUSION を掲げ、音楽・ダンス・アート・エンターテイメントを通じて、  老若男女、障がいの有無に関係なく、「遊ぶ・つくる・表現する」空間を創造している

LJ BREAKERS（from LOVE JUNX）

（エルジェーブレイカーズフロームラブジャンクス）

世界最大のダウン症の方専門のエンターテイメント団体「LOVE JUNX（ラブジャンクス）」の中から選抜された、ブレイクダンスに特化したチームとして活動中｡

UNO（ウノ）

抜群のスキルとイマジネーションで見る者を魅了し続け、アーティストの振付やファッションモデル、イラストレーターなど多岐に活躍するソウルフルなFemale dancer。国境、年代、性別やハンディを越えて「音楽」と「こころ」で繫がるダンスプロジェクト “CONNECTED”を発足。

NOPPO(s**t kingz)（ノッポシットキングス）

恵まれた長身のみならず、確立されたダンススキルが評価され、流行の最先端を行くダンサーやクリエイターとの共演が多数。静と動を兼ね備えた緩急のあるダンススタイルに、ダンス業界内のファンも多い。パントマイムを得意とし、愛らしい笑顔からs**t kingzのマスコット的な存在。

KITE（カイト）

日本を代表するPOPPIN チーム 「フォーマーアクション」に所属、日本国内の大会のみならず世界大会でも優勝歴多数。自身の活動のほか、アーティストやCM、舞台やミュージカルでの総合振り付けなど、多方面で活躍中である。近年ではテレビ「めちゃめちゃイケてる」出演や、IT企業を始め、シルバー世代や親子向けなど幅広い層に対して講演会を行なっている。

Chigusa（チグサ）

アメリカ ロサンゼルス生まれ。パーソナリティー、ナレーターとしてラジオやテレビで活躍  するほか、イベントMCとしてダンスイベントは元より、トム・クルーズやレディー・ガガ等の海外タレント来日イベントからフォーマルな企業発表会まで幅広いステージに登場している。

Bboy Katsu1（ビーボーイカツワン）

国内外で権威のあるブレイクダンス大会で多数結果を残し、日本はもちろんのこと   世界のシーンでも多大な影響を与え続けているBboy。「Red Bull BC ONE」       「Battle Of The Year」など世界有数の大会に現役BboyでありながらGUEST JUDGEとして招かれる等、世界のBboyから信頼が厚い。2017年、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス部 部長に就任。2018年にはユースオリンピックにて初代監督に就任し、男子銅メダル、女子金メダル2つを獲得させた。

はしもといちろう

亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科客員准教授および障がい学生修学支援室コーディネーター。厚生労働大臣認定手話通訳士。さまざまなイベントで手話パフォーマーとして、エンターテイメントとろう者をつなぐ活動を展開している。