「楽天ジャパンオープン」(日本・ 東京/9月30日~10月6日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で、世界127位のダニエル太郎(日本/エイブル)が第2シードで世界14位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦。6-4、4-6、7-6(5)でダニエルが勝利し、2回戦進出を果たした。試合時間は2時間39分。

両者は今回が初の対戦。粘りを見せたダニエルがトップ20の選手であるチョリッチを破り、5度目の同大会出場で初勝利を飾った。

第1セット、序盤でブレークしたダニエルがそのリードを保って先取。第2セットでも序盤でリードを作ったダニエルだが、中盤でブレークバックを喫すると、さらにおされて4-6で第2セットを落とした。

第3セットではお互いにサービスゲームをキープする展開に。ピンチをしのぎ合い、タイブレークにもつれ込んだが、最後はホームの声援を受けたダニエルが勝利を決めた。

勝利したダニエルは試合後のオンコートインタビューで「この何週間か課題にしていたフォアのアグレッシブなボールをこういう舞台で活かすことができました。相手も少し緊張していてミスも多かったんですが、チャンスを握って、やっと東京で初めて勝てて嬉しいです」と振り返った。

タイブレークについては「とにかく続けて、続けて。相手もミスしてくれるかなぁって思ったところもちょっとあったんですが。やっぱりミスってくれました」と笑顔を見せた。

これで今大会は、西岡良仁(日本/ミキハウス)、 添田豪(日本/GODAI)、内山靖崇(日本/北日本物産)とダニエルの4人の日本人がシングルス初戦を突破したことになる。

勝ち進む日本勢については「彼らもみんな良い流れで上がってきていて、僕は普通っていう感じなんですが」と笑いながら「なかなかこんな勝利は今年なかったので。去年のジョコビッチ戦からやっとトップ20の選手に勝てて、僕のテニスがもっと上に行けるのかなって実感しました」と語った。

最後に「応援ありがとうございます。人がこんなに見に来てくれるのはレアな経験なので。選手として、いくらテニスを頑張っても人に見てもらわないと意味がないときもあるので。本当にありがとうございます」と感謝を述べた。

勝利したダニエルは、この後に行われるジョーダン・トンプソン(オーストラリア)とフアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)の勝者と2回戦で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」でのダニエル太郎