「楽天ジャパンオープン」(日本・ 東京 /9月30日~10月6日/ハードコート)に初出場のノバク・ジョコビッチ(セルビア)。そのジョコビッチが、30日に記者会見を行い、今回の初出場について「日…

「楽天ジャパンオープン」(日本・ 東京 /9月30日~10月6日/ハードコート)に初出場のノバク・ジョコビッチ(セルビア)。そのジョコビッチが、30日に記者会見を行い、今回の初出場について「日本のみなさんの前でプレーすることが目的ですが、オリンピックのことも考えています」と明かした。

同大会初出場について「この大会に出るためにはいろいろな条件があり、当時は同じ週に他の大会に出ていたので日本には来られませんでした」「東京、そして東京以外のところを見て、かねてからリスペクトしている日本の文化に触れてみたいと思っています」とジョコビッチは語っている。

今回の来日は2020年の東京オリンピックを見据えてのものか、という質問には「日本のみなさんの前でプレーすることが目的ですが、オリンピックのことも考えています。今週、良い成績を残すことができれば、オリンピックのためのコートコンディションを試すこともできます。オリンピックのときはもっと暑いでしょうが、北京も経験していますから」と答えた。

「全米オープン」4回戦で左肩の怪我により途中棄権していたジョコビッチ。今回はダブルスにもフィリップ・クライノビッチ(セルビア)とのペアで出場しており、こちらは1回戦で敗退となっている。

ダブルスにもエントリーしたのは肩の状況を試すためか、と問われると「その通りです。ダブルスとシングルスは違いますが、でもどのように感じるか見ることができ、練習よりもよく分かります。今日は負けましたが良い試合で、良いラリーをすることもできましたし、サービスを練習することもできました。速い球、遅くて回転する球などを打つことができたので、肩は大丈夫です」と語った。

そのジョコビッチは、シングルス1回戦で予選勝者のアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)と対戦する。

試合は、大会2日目の15時頃に行われる予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」でのジョコビッチ