14日に開幕した東京六大学野球は、30日をもって第3週が終了した。対戦カードは早大ー明大。

明大が2019年に入って初めて勝ち点を落とした。春季リーグでは5大学から勝ち点を奪って“完全優勝”を果たし、秋もここまで3連勝と好調だった。歯車が狂ったのは早大との2回戦。5回裏に早大・加藤主将に適時打を打たれたほか、失策もあり4失点。打線は4安打2得点と、攻守にわたって精彩を欠いた。

形勢を立て直したい明大は、3回戦先発のマウンドにエース・森下主将を送った。試合は森下と早大・西垣、早川両投手が緊迫の投手戦を展開し、8回まで1-1の同点。9回表、早大の攻撃が勝負の行方を決定づけた。失策などで2死満塁の好機を作り、打席には8番・小藤。2ストライクまで追い込まれたが、森下の高めに浮いた直球を逃さなかった。ボールは無情にも左中間へ抜けていき、結果は走者一掃となる3点適時打。森下はここで降板し、春秋“完全”連覇の夢は潰えることとなった。

明大には優勝の可能性こそ残っているが、10/5(土)からの第4週では現在4連勝中の法大と対戦する。ここが今季優勝の行方を占う前半の山場となりそうだ。

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【試合結果】
9/30(月)
早大 4-1 明大

【この選手に注目】
今カードの注目選手は、早大・小藤選手。日大三高出身の4年生だ。甲子園出場の経験はないが、強肩と強打を武器に、下級生の頃から同じ捕手である慶大・郡司主将とともに注目される存在だ。優勝の可能性はなくとも、“覇者ワセダ”の正捕手として最後までチームをリードしていく。