悲願達成は厳しいものとなった。リーグ戦3戦目は、全勝で並ぶ法大と対戦。全日本学生王座決定戦進出へのヤマ場であったが、2中差で惜敗。法大に後塵を拝すこととなり、王座進出は遠のいた。

◆9・8~10・6 東京都学生リーグ戦(各大学弓道場)

<男子>

▼9・29 対法大戦(早大弓道場)

 明大 141中―143中 法大○

 全勝同士の大一番を勝ち切れなかった。「途中で諦めの気持ちがあった」(寺本裕明監督)。互角で迎えた3立目。「周りを不安にさせてしまった」と元川海徳主将(営4=川崎市商)が3中にとどまるなど27中と伸び悩み、4中の差を付けられた。後半は齋藤大友(理工4=弘前中央)が連続で皆中を見せるなど、的中を伸ばし巻き返したが、前半につけられた差を埋め切れず。141中―143中の2中差で敗北を喫した。「練習で直せなかったことが、より悪い形となって試合に出てしまった」(元川)。前節の日大戦では149中を記録。今試合でも150中程度の的中が期待されたが、141中にとどまり悔しい結果に終わった。

 夢はまだついえていない。「自分たちが最終戦を勝利してから」(川久保虹弥・政経4=鹿沼東)。最終戦・早大戦で勝利し、かつ法大が敗れれば明大、法大、日大の3校が首位で並び、優勝決定戦となる。「王座進出にふさわしいと思われる試合を見せたい」(齋藤)。念願の王座へ、道を開くため奇跡を起こす。

[上松凜助]

試合後のコメント

寺本裕明監督

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「自滅の試合でした。2本差まで詰められたのですが、途中で諦めの気持ちがあった気がします。過去の試合はリードされていても追い付いて粘りがあったのですが、今日は自分が思うような当たりじゃなくて自分で自分を否定してしまっていたと思います」

元川

――ここまでのリーグ戦を振り返っていかがですか。

 「練習でやりきれていないという感じはします。みんなが本気でやれているのかというと疑問が残るところが少しあります。練習で直せてない悪いクセがもっと悪くなって試合に出てしまっています」

川久保

――2中差の接戦でした。

 「前の2試合も自分はダメダメで周りに助けてもらったので、今週は調整いけるかなと思ってダメだったので、弱さを痛感しています。自分が当たってないのもありますし、勝ちたかった、もったいないという気持ちが大きいです」

齋藤

――唯一の皆中を達成しました。

 「今日はたまたま自分が調子良くて、周りがみんな調子悪かったです。やっぱり調子が良いからには全部当てなければいけないと思いました。周りをフォローしなきゃいけない立場なので、やるべきことはやれました」