連勝街道は一体どこまで続くのか。流経大との対決となった今節は、後半開始直後に飛び出した小柏の1点を守り切り1―0で勝利。第5節の早大戦から続く連勝を10まで伸ばした。

 

 試合を決めたのは頼れる10番だった。両チーム無得点のまま迎えた後半開始直後の49分。瀬古から縦にパスを受けた小柏は、迷うことなく左足を振り抜く。「シュートを打とうと自分の中で決めていた」。図らずともかかったドライブが功を奏し、ゴール左の絶妙なコースへ突き刺さった。

 チームにとって値千金の決勝弾に「久々に仕事ができてホッとしたのが一番」。先日の総理大臣杯では途中交代を含め、全4試合に出場しながらノーゴール。エースナンバーを背負う以上、周囲の求めるものは相当に高い。だからこそ、何としても数字が欲しかった。「優勝を目指していく上で、自分が得点を取っていかなければ」。期待を糧にピッチの最前線で結果を残し続ける。それが小柏の使命だ。

 今節の勝利でリーグ戦破竹の10連勝を飾った紫紺軍団。もはや敵なしとも言えるこの状況だが、イレブンに慢心はない。「まずは目の前の一戦に向けていい準備を」(常本)。次節は現在3位の立正大が相手。上位対決となるだけに、結果次第では本格的に優勝が視野に入ってくることとなる。「気を抜かず、いつも通りにやっていく」(小柏)。ひたむきに、そして誰より早く。見据える頂点へ登りつめる。

[高野順平]

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試合後のコメント

栗田大輔監督

――今試合を振り返っていかがでしたか。

 「硬いゲームでしたが、あの時間で小柏が決めて1―0で勝てることがチームとしての強さ、勝ち方に繋がっているのだと思います」

――リーグ10連勝です。

   「連勝というよりは優勝を目指しているので、そこに向かっていければいいなと思います」

常本

――前節に続き、1―0で勝利を収めました

 「失点ゼロにこだわっていたので、結果は素直にうれしいです。ですが、攻撃の面でもっと点を取らなければいけない試合だったので、次節は1―0以上の結果で勝ちたいと思います」

小柏

――10番が試合を決めるのは理想の形ではないでしょうか。

 「春先にこの番号をいただいて、栗田監督からの期待、周りの選手の期待も大きいと感じています。それに応えるのが自分の仕事だと思うので、久々の得点ではありましたけど、ホッとしているというのが大きいです。これからもこの期待に応え続けなければいけないなと感じています」