9月28日、阪神競馬場で行われたG3・シリウスステークスは、6番人気のロードゴラッソが強気なレース運びで早め先頭に立ち、見事に押し切って勝利した。1番人気のタイムフライヤーは6着、2番人気のマッスルビーチは9着、3番人気のジョーダンキング…

 9月28日、阪神競馬場で行われたG3・シリウスステークスは、6番人気のロードゴラッソが強気なレース運びで早め先頭に立ち、見事に押し切って勝利した。1番人気のタイムフライヤーは6着、2番人気のマッスルビーチは9着、3番人気のジョーダンキングは4着に敗れ、上位人気馬は馬券圏内を揃って外した。

レース後、ジョッキーコメント
1着 ロードゴラッソ
藤岡佑介騎手
「前走、馬の状態も良かったのに結果が出せなくて、今日はホッとした気持ちの方が大きいです。正直コンディション的には前回の方が良かったかなと思ったのですが、高いレベルで安定している馬なので、非常にいい内容だったと思います。馬自身(前とは)離れてリラックスして走っていましたし、ペース自体はキープ出来ていると思っていたので上手く行ったと思います。手応えも良かったですし、被されていい馬ではないので、強気に出て良かったと思います。残り1ハロンで先頭に立ってかなり苦しかったと思うんですが良く踏ん張ってくれたと思います。どんどん良くなってますし、ダート使い始めて底を見せていないので、まだまだ上を目指せる馬だと思います」

2着 アングライフェン
川田将雅騎手
「ハンデには恵まれませんでしたが、しっかりと走ってくれました」

3着 メイショウワザシ
松山弘平騎手
「スタートが速かったのですが同型がいて展開が苦しくなりました。それでも3着ですから力はあります。」

4着 ジョーダンキング
岩田康誠騎手
「展開はハマりましたが直線での反応が鈍かったです」

5着 キングズガード
浜中俊騎手
「ラストは伸びていました。よく頑張っています」

2019凱旋門賞(G1)日本馬の近況(9月27日)

ルメール「距離が長すぎました」

6着 タイムフライヤー
C.ルメール騎手
「距離が長すぎました。ラスト200mまでは伸びていました」

9着 マッスルビーチ
松岡正海騎手
「4コーナーで一杯でした。距離が長いですね」

12着 モズアトラクション
藤岡康太騎手
「隣の馬が暴れてつられてしまいました。今日は気持ち的に走れていませんでした。申し訳ありません」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 28日、阪神競馬場で行われた11R・シリウスステークス(G3・3歳上オープン・ハンデ・ダ2000m)で6番人気、藤岡佑介騎乗、ロードゴラッソ(牡4・栗東・藤岡健一)が快勝した。クビ差の2着にアングライフェン(牡7・栗東・安田隆行)、3着にメイショウワザシ(牡4・栗東・南井克巳)が入った。勝ちタイムは2:03.5(良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、タイムフライヤー(牡4・栗東・松田国英)は6着、2番人気で松岡正海騎乗、マッスルビーチ(牡3・栗東・鈴木孝志)は9着敗退。

ハーツクライ産駒 ロードゴラッソ

 6番人気に支持されたロードゴラッソが混戦のゴール前で抜け出し、嬉しい重賞初制覇を飾った。レースは4頭が飛ばして行き大きく縦長の展開となった。ロードゴラッソは離れた5番手集団の一角で徐々に前との差を詰めていき、直線早め先頭で直線へ。坂を登って川田将雅騎乗のアングライフェンが詰め寄ってきたがそのまま振り切ってゴール。藤岡佑介騎手の見事な手綱捌きが勝利を呼び込んだ。

ロードゴラッソ 14戦5勝
(牡4・栗東・藤岡健一)
父:ハーツクライ
母:サッカーマム
母父:Kingmambo
馬主:ロードホースクラブ
生産者:ケイアイファーム

【全着順】
1着 ロードゴラッソ
2着 アングライフェン
3着 メイショウワザシ
4着 ジョーダンキング
5着 キングズガード
6着 タイムフライヤー
7着 ナムラアラシ
8着 サトノプライム
9着 マッスルビーチ
10着 ピオネロ
11着 メイプルブラザー
12着 モズアトラクション
13着 ロードアルペジオ
14着 ヤマカツライデン