男子プロテニス協会ATPは、8月の「ATP1000 シンシナティ」2回戦、カレン・ハチャノフ(ロシア)戦においてニック・キリオス(オーストラリア)が行った、暴言やツバ吐き行為、ラケット破壊など一連のスポーツマンらしからぬ行為に対する調査を終え、同選手に対し2万5千ドル(約270万円)の罰金と16週間の出場停止を命ずると発表した。しかしながらこの処分には、6か月間の保護観察期間が付帯しており、キリオスがその期間中に問題を起こさず、トーナメント中にはメンタルコーチを帯同させるなどの条件を満たすことで解除されることとなる。

キリオスは現在、鎖骨の怪我を負っており、先日の「ATP250 珠海」(中国・珠海/9月23日~29日/ハードコート)では初戦でアンドレアス・セッピ(イタリア)に敗戦。翌日には、アジアシーズンをすべて欠場し、怪我を治してオーストラリアでの大会に臨みたい意向を発表した。

また、ATPの今回の処分に関して、キリオスは自身のSNSを通して「みんな、僕はただ保護観察処分中なだけで、まだプレーできるから安心してくれよ。僕はまだちゃんとプレーができて、テニスはまだ楽しいままさ。だから大丈夫。ただ、自分の素行を制御しなくてはいけない、それだけのことさ」とコメントしている。

(テニスデイリー編集部)

※為替レートは2019年9月28日現在

※写真は2019年「ATP1000 シンシナティ」でのキリオス

(Photo by Rob Carr/Getty Images)