シーズン最後のグランドスラム「全米オープン」が終了し、程なくして始まるのがアジアシーズンだ。英語ではAsian Swingと呼ばれ、シーズン最後のチャンピオン大会である「ATPファイナルズ」出場権を狙う選手たちにとっては大切なシーズンとなる。1:「ATP250 成都」(Chengdu Open)

開催地:中国・成都

日程:9月23日~29日

サーフェース:ハードコート

ドロー数シングルス:28

賞金総額:109万6575ドル

「ATP250 成都」は、2015年まで開催されたマレーシア・オープン・クアラルンプールに替わり2016年から新設された大会だ。会場である四川省インターナショナル・テニスセンターは、6000人を収容できるセンターコートに、2000席のショーコートが2つ併設されており、12のインドアコートを含めた合計20コートを有する。

初年度である2016年の優勝者はカレン・ハチャノフ(ロシア)。昨年の優勝者はバーナード・トミック(オーストラリア)だ。

2:「ATP250 珠海」(Zhuhai Open)

開催地:中国・珠海

日程:9月23日~29日

サーフェース:ハードコート

ドロー数シングルス:28

賞金総額:93万1335ドル

5000席を有するスタジアム、横琴インターナショナル・テニスセンターで、「ATP250 成都」と同時期に開催される、今年から始まったアジアシーズンの開幕トーナメントだ。広東省の中心地、香港・マカオに位置する会場は、快活な都市部と山や川などの自然のどちらにも恵まれた好立地にある。

3:「ATP500 北京」(China Open)

開催地:中国・北京

日程:9月30日~10月6日

サーフェース:ハードコート

ドロー数シングルス:32

賞金総額:351万5225ドル

中国テニス協会主催のトーナメント。第1回大会は1993年に開催されており、マイケル・チャン(アメリカ)が優勝している。昨年の2018年大会はニコロズ・バシラシビリ(ジョージア)がフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を破り優勝している。

開催地である北京市の国家テニスセンターは、アジア最大のテニススタジアムであり、その形からダイヤモンド・コートと呼ばれる、17,400席の開閉式屋根のスタジアムだ。同スタジアムは、最新鋭の空調システムが採用されており、選手と観客に最適な環境を提供している。女子テニスWTAプレミアトーナメントの「チャイナ・オープン」と同時に開催される。

4:「楽天ジャパンオープン」

開催地:日本・東京

日程:9月30日~10月6日

サーフェース:ハードコート

ドロー数シングルス:32

賞金総額:189万5290ドル

「楽天ジャパンオープン」は、日本テニス協会が主催するATPツアー500シリーズのトーナメントで、日本国内ではもっとも高いトーナメントカテゴリに位置する大会だ。2008年までは男女同時開催であったが、現在は男子のみの大会となった。

1972年にグランプリ・シリーズの非公式試合として、前身となる大会が田園コロシアムで第1回大会が開催され、坂井利郎(日本)が優勝している。翌年の1973年から公式にATPツアーに編入しており、アジアでは1番長い歴史を持つATPツアー公式試合である。2009年からは楽天株式会社がスポンサーとなり、大会名に楽天が冠されるようになった。

昨年大会ではダニール・メドベージェフが、2012年度と2014年度の同大会優勝者である錦織圭(日本/日清食品)をストレートで破り優勝している。

開催地である東京都江東区有明二丁目にある都立公園の有明テニスの森公園には、48の屋外コートと、10,000席を有する開閉式屋根のセンターコート有明コロシアムがあり、2020年の東京オリンピックにおいて使用される予定だ。

5:「ATP1000 上海」(Rolex Shanghai Masters)

開催地:中国・上海

日程:10月6日~10月13日

サーフェース:ハードコート

ドロー数シングルス:56

賞金総額:1747万3620ドル

2009年に初開催されたアジア初のマスターズ1000のトーナメント。初年度は、ラファエル・ナダル(スペイン)をストレートで破ったニコライ・ダビデンコ(ロシア)が優勝している。昨年の優勝者はノバク・ジョコビッチ(セルビア)。

会場である上海旗忠森林体育城テニスセンターは、観客席13,779席で、開閉式屋根を持つアジア最大級のテニス競技場だ。2005年から2008年までは「ATPファイナルズ」の開催地であった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年「楽天ジャパンオープン」の会場、有明コロシアム

(Photo by Matt Roberts/Getty Images)