28日に開幕する「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月28日~10月6日/ハードコート)。世界ランキング4位の大坂なおみ(日本/日清食品)は、同大会本戦に3度目の出場を予定している。先日の「東レ パン・パシフィック・オープン」で同大会初優勝を飾り、さらなる活躍に期待がかかる大坂。これまでの「チャイナ・オープン」の戦績を振り返って紹介する。

■本戦初出場時は19歳

2017年、当時19歳・世界62位で「チャイナ・オープン」の本戦に初出場した大坂。この年は当時世界12位だったアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に2-6、5-7のストレートで敗れ、1回戦敗退となった。

■最高成績は、2018年のベスト4

初出場の翌年である2018年。「全米オープン」で自身初のグランドスラム優勝を果たし、凱旋後の「東レ パン・パシフィック・オープン」では準優勝した大坂は、世界6位として2度目の「チャイナ・オープン」を迎えた。

直前の大会だった「武漢オープン」は欠場し状態が心配されたが、3回戦まですべてストレートでの勝利を挙げた。特に2回戦では、当時世界37位のダニエル・コリンズ(アメリカ)を相手に6-1、6-0で勝利。第1セット第2ゲームから12ゲーム連取しての圧勝だった。

準々決勝では当時世界45位だったジャン・シューアイ(中国)に苦しめられるも、3-6、6-4、7-5とフルセットの末に逆転勝利を果たした。この試合プレーが不調だった大坂は試合途中に泣き顔も見せたが、地元シューアイに対する応援にも負けずシーソーゲームを制した。

しかし、続く準決勝では当時20位だったアナスタシア・セバストワ(ラトビア)にストレート負け。大坂は、このとき試合中にメディカルタイムアウトを取り、背中や腰の辺りにマッサージを受けていた。一方この大会の結果で大坂は当時自己最高の世界4位となり、1995年の伊達公子さんに並ぶ当時の日本人女子最高位となった。

■日本で復活優勝を果たした大坂、さらなる飛躍に期待

今シーズン「全豪オープン」後は様々なプレッシャーなどにより、プレーでも苦しんできた大坂。しかし今月、生まれ故郷である大阪府で行われた「東レ パン・パシフィック・オープン」で、悲願の同大会初優勝を成し遂げた。

シーズン最後に年間の上位8選手で競う「WTAファイナルズ・深セン」への出場権を巡る「レース・トゥ・深セン」では、現在出場圏内である5位につけている。出場確定とはなっていないが、9位との差は654ポイントあり出場できる可能性は高い。

シーズンも残り約1ヶ月半だが、「東レ パン・パシフィック・オープン」優勝をキッカケに更なる飛躍が期待される。

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■大坂の「チャイナ・オープン」過去戦績

2017年 本戦初出場・1回戦:1回戦の対戦相手・アンジェリック・ケルバー(ドイツ)

2018年 ベスト4:準決勝の対戦相手・アナスタシア・セバストワ(ラトビア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)