日本ハム―オリックス24  オリックスに勝利し、お立ち台でポーズをとる4勝目を挙げた日本ハム・杉浦=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


■杉浦稔大(北海道日本ハム)
○4-1vsオリックス(札幌ドーム)
投球成績/6回2/3 被安打1 奪三振4 失点1

 北海道日本ハムの杉浦稔大が26日のオリックス戦に先発し、7回途中1安打1失点の快投で自己最多となる4勝目を挙げた。

 「今年1年の締めくくりとして、自分でもいいピッチングをしたかった」という杉浦は、「序盤はそこまで調子がいいという感じではなかったが、途中から少しずつ腕が振れてきた」と、6回まで一人の走者も出さないパーフェクト投球を披露した。6回は三者三振と快調な投球に、周囲も大記録を意識し始めたが、杉浦は「自分でもわかっていたが、どこかで一本出てくれないかという気持ちもあった」と冷静だった。

 7回2死から吉田正に二塁打を打たれて降板となったが、6回2/3、90球はいずれも今季最多だった。慢性的な右肩痛に悩まされながら、「最低でも20試合は投げたい」と挑んだシーズンだったが、登板は13試合に終わった。それでも自己最多の4勝をマークし「今年1年間、大事に起用してもらったので、最後に来年に向けて成長した姿を見せられたと思う」と、首脳陣の配慮に感謝した。

 お立ち台では試合前に引退セレモニーが行われた実松のTシャツを着用した。「実松さんには、ファームで受けてもらったし、いろいろアドバイスをもらった」と感謝した杉浦は「明日は(田中)賢介さんの引退試合なので、いい形で送り出せるように、最後まで声援をお願いします」と、苦労人らしく、最後まで先輩を気遣っていた。