◆2019年度関東学生秋季ホッケーリーグ戦◆9月9日 対防大 大井ホッケー競技場春季リーグにて、2部降格した立大。全勝優勝し1部復帰を目指す今季。開幕戦を勝利で飾り、弾みをつけた。試合開始直後から、立大ペースで試合が進む。チーム全員が最初か…

◆2019年度関東学生秋季ホッケーリーグ戦◆

9月9日 対防大 大井ホッケー競技場

春季リーグにて、2部降格した立大。全勝優勝し1部復帰を目指す今季。開幕戦を勝利で飾り、弾みをつけた。

試合開始直後から、立大ペースで試合が進む。チーム全員が最初から攻めの姿勢でゴールを狙った。だが、何度もゴールに迫るも決定打は生まれない。ついに1Q3分、杵渕(コ3)だった。「サークルに入ったらすぐ打とうって思った」。サークルの線ギリギリから放ったボールは相手選手を通り抜け、ゴールに突き刺さった。勢いに乗った立大は相手の反撃を許さず、攻め続ける。さらに第2Q・6分、安達が華麗なドリブルでゴール前まで迫ると、そのまま押し込み、追加点。2点リードで前半を折り返した。

迎えた後半戦。序盤から攻め続ける。だが、第3Q・12分、ファウルで相手にペナルティーコーナーを与えると、1度は市川(コ3)の好セーブで死守したものの、続くペナルティーコーナーで失点。1点差に追い詰められたが、逃げ切り、2-1で試合終了した。


力強いシュートを打つ安達

今年度初めての勝利だった。また、新たな戦力が躍動。途中入部した2年生2人、1年生1人が途中出場した。春リーグでは選手がフル出場し、選手の交代ができなかった立大にとって大きな変化だ。なかでも小野(社2)は相手GKと1対1のチャンスを演出するなど、存在感を放った。

だが、選手たちは「もっと(点)を取れた」と得点力の弱さを課題に挙げる。チームの目標は、「大差で勝つこと」(杵渕)。大平監督は「点を取って、立教には勝てないと思わせないといけない」とコメントした。次は9月29日の東女大戦。1部復帰まで全力で駆け上がっていく。
(9月25日・彦坂秋恵)
◆コメント◆
安達選手
―今日の試合の感想
―もっと取れた試合でした。2部に落ちたこともあって、こちらの方が戦力的には上だったんですが、点が思ったように取れなくて課題の残る試合でした。
―安達選手が積極的に仕掛けるプレーが目立ったが
―点取らなきゃっていう気持ちで前のめりになってたんですけど、それでも点を取れてないのでまだまだ課題が山積みです。
―次の試合に向けて
自分たちの有利な状況にあるにも関わらず、1失点してしまっていることと追加点を取れなかった課題を修正して、勝ちに行きたいです。

杵渕選手
ー今日の試合の感想
第1Qから点を取るのが目標だったので、点を取れたことはよかったんですけど、もっと大差で勝つっていうのが、チームの目標だったので、失点してしまったし、悔しい内容でした。
ーご自身の得点シーン振り返っていかがですか
とりあえずサークルに入ったらすぐシュートって意識があったので打ったんですけど、まさか入るとは思ってなかったので、自分でもびっくりしてる部分が多かったです。

小野選手
―今日の試合が公式戦デビュー戦
全然緊張はしなかったんですけど、点を絶対決めるという思いで行ったんですけど、中々1点が入らなかったので悔しいです。
―個人的に次の試合に向けて
FWとして出るならだれよりも走る。MFとして出るなら、FWにつなげて、点数に絡んでいきたいなっている目標があります。