24日、肘の治療のためにアジアシーズンを欠場することを発表した錦織圭(日本/日清食品)と松岡修造さんが、都内で行われた寝具メーカー「エアウィーヴ」のイベントに出席。その中で錦織は、今シーズン残り全てを休養にあてるのではなく、10月21日開幕の「ATP500 ウィーン」には「一応出る予定」であり、今回の欠場は東京オリンピックを見据えての決断であることを話した。

錦織は「全米オープン」終了から約1ヶ月の静養を取り、9月30日開幕の「楽天ジャパンオープン」に参戦する予定だった。しかし、肘の違和感が拭えない状態で、医師と相談の上100%完治を目指して、同大会および「ATP1000 上海」と「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」でのロジャー・フェデラー(スイス)とのエキシビションマッチを欠場することを表明している。

この日、イベントの冒頭で松岡さんは司会の進行を手を挙げてさえぎり「ちょっといいですか?」「どちらかというと、僕はみなさん(記者)サイドなんです。一番気になるのは。肘どう?怪我どう?」と錦織に質問。

それに対して錦織は「怪我はそんなに悪くはないです。この2、3ヶ月ずっと痛みがありながらプレーしていたので、ここで一回しっかり治そうということで。ドクターにはあと2、3週間テニスはしない方がいいと言われました」と話した。

「全米オープンでものすごくテニスは良いんだけど、集中できなかったのは違和感があった感じだったんですか?」という問いには、「そうですね。肘の痛みはずっとストレスにはなっていたので。全仏オープンから痛みはありました。我慢しながらずっとやっていたんですけど、やっぱり今治さないといけないということで、今回残念ながら楽天オープンは出れないことになりました」と、やはり痛みを我慢しながらも試合に出続けていたことを明かした。

すると松岡さんは、記者席を指差しながら「あの人が『じゃあ今年中全部出れないのか?』という風に(顔で)聞いているんですよ」と冗談めかしてさらに質問。

「治り次第。2、3週間なので、一応ウィーンには出る予定です」「オリンピックが1年後に迫っているので、そのためでももちろんあります」と錦織は答えた。

ラケットを使用した練習はもちろん行っていないが、アジアシーズン欠場表明後も、SNSにさまざまなフィジカルトレーニングをしている動画を投稿している錦織。

肘の調子が100%完治した状態で、シーズン残りの試合、そして東京オリンピックに臨めることを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真はイベントに登場した錦織圭(左)と松岡修造さん(右)