先日、欧州選抜と世界選抜が対戦する男子団体戦である「レーバー・カップ」(スイス・ジュネーブ/9月20日~22日)において、13-11の2ポイント差で欧州選抜チームが勝利し大会3連覇を果たした。

その欧州選抜チームのメンバーだったラファエル・ナダル(スペイン)が、試合中のチームメートたちに、多くのアドバイスをしていたことについてインタビューに答えた。「テニスというスポーツが純粋に好きなんだよ。だからプレーすることも好きだし、戦っている選手を応援することも好きなんだ。テニスファンの人たちは、僕が何に対しても相当な熱量で取り組むことを知っていると思う」

「だから、会場に入れば、ただ単にテニスをするのではなくて、チームをできる限りサポートするのさ。それだけのことだよ。ファビオ・フォニーニ(イタリア)との会話の内容は教えられないよ。だって、何にも覚えていないからね(笑)」

「試合中には本当に色々なことが起きる。コートサイドに入ることはすごくエキサイティングだよ。試合を観察して、気が付いたことを選手に伝えるんだ。何らかの助けになるのではないかと期待してね。もしかしたら、役には立たないかもしれないし、逆にプレーヤーを混乱させてしまうかもしれない」

「チームのみんなが、それぞれに最善だと思ったことをするだけさ。お互いに心から助け合うんだ。僕たちはみんな素晴らしいチームスピリットの持ち主さ。今日は、この2ポイントの差での勝利をかみしめながら、いい気分で眠れると思う。それに尽きるよ。明日はまた大変な一日がやってくると分かっていても、今日という日に最善を尽くすのさ」

ナダルはこのように、チームで勝ち取った勝利の喜びについて語った。また、大会中に試合を棄権した理由である、左手の怪我の状況については、「"全米オープン"の後に腫れ始めたんだ。トーナメント中も問題はあったのだけれど、恐らく決勝の後に悪化したのだと思う」と話した。

ナダルは、「この怪我で、シーズン後半の予定を狂わせたくないし、しっかりと目標は達成していきたいんだ」ともコメントした。ナダルは現在、10月上旬の「ATP1000 上海」への出場を予定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「レーバーカップ」での(左)ナダルと(右)フェデラー

(Photo by Julian Finney/Getty Images for Laver Cup)