超多忙な旅行スケジュールをこなすプロテニスプレーヤーたちにとって、日々のトレーニングと同じくらいに旅は生活の大きい部分を占めている。旅先で早く身体を慣らす方法や、決まったルーティーンや、リラックスする方法などを持つ選手は多い。世界のトッププレーヤーたちに旅の習慣を聞いてみた。Forbesが伝えている。

■ガウフの買い物癖と不眠必勝法

ココ・ガウフ(アメリカ)のお気に入りの旅の持ち物は「実は、メイクアップ用品なの。遠征旅行の持ち物はしょっちゅう変わるんだけど、メイク用品はいつも入っているわ。私はメイク用品の買い方が下手みたいで、ドラマチックなメイクなんて普段しないのに、ドラマチックなメイク用品を沢山買っちゃうの。どうしてなのか、自分でも分からない」

時差ボケでも起きていないといけない時は「映画、ゲーム、読書、もし絶対に寝たらいけない時には、学校の勉強。作文を書いている途中には、寝るわけにいかないから。寝ちゃったら、何を書くはずだったか全部忘れちゃうもの」

■メドべージェフの旅装と難しい街

ダニール・メドべージェフ(ロシア)のお気に入りの旅の持ち物は、ポケットが2つ付いている綿のスウェットパンツ。「すごく楽だから、それをはいて旅するのが一番。ポケットがないと手を入れられないからダメだ。それに携帯と、ゲータレード」

モスクワ生まれの彼にとって最も慣れにくい街は、ニューヨーク。「初めの数日はキョロキョロしっぱなし。うるさいし、人は多いし、やることがいっぱいだし。物が溢れていて、何でもスケールが大きくて、交通機関も複雑。慣れるのが大変だよ」

■ミーシャは意外にロマンチスト

ミーシャ・ズべレフ(ドイツ)のお気に入りの旅の持ち物は、いい映画をたくさん入れたiPad。「笑わないでね、僕はハッピーエンドのロマンチック・コメディが好きなんだ。長いフライトの間、それを観てるとハッピーでリラックスしていられるんだよ。ロマンチック・コメディはきっと全部見たんじゃないかな、少なくとも1回は」

■家庭的で、結構普通なナダル

ラファエル・ナダル(スペイン)のお気に入りの旅の持ち物は、コンピューター。「ニュースを読んだり、ドラマや映画を観たり、もちろんEメールをチェックしたり出来るからね」好きな映画のジャンルは「どんなジャンルでも観るよ。でもしばらくの間自分のことを考えなくて済むような、没頭できるものが好きかな」

旅行に連れて行きたい人については「僕は家族がいつも一緒に来てくれて、最高にラッキーだと思う。自分の愛する人たちに囲まれていられるのは幸せなことだ」

■ズベレフは今時の若者

アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のお気に入りの旅の持ち物は、ヘッドホン。「理由は、これ一つでやりたいことがいろいろできるから。音楽を聴けるし、周りの騒音から逃げられるし、映画も観られる。うん、絶対にヘッドホン」

時差ボケ対策は?「他の人よりも、僕は時差ボケにかなり強いみたい。いつもよく眠れるよ」

■他にもスウェット・ファンが

サム・クエリー(アメリカ)のお気に入りの旅の持ち物は「白い無地のTシャツ2枚。行き帰りもそれを来て行く。あとはスウェットパンツを数枚。それ以外はあまりいろいろ持って行かない。荷物は軽いよ。必ず持って行かないといけない物って、一つもないね」

持ち物にこだわりはない一方、順応方法についてはしっかりルーティーンのあるクエリー。「例えば現地に夜着いたとしたら、その晩は寝るようにする。そして翌日の朝に練習するかジムに行くけど、その日は軽くしておく。ジムに行って、自転車でウォーミングアップするかトレッドミルでしばらく走って、それから1時間ぐらい練習する。軽い、抑えめの練習にしておくんだ。理由は、負傷を避けるため。それが一番大切なことだ。そしてたいていはその次の日からペースを上げる。これでOKだ」

■ビーナスの旅のお供は

ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)お気に入りの旅のお供は5kgのハバニーズ犬、ハロルド。「ハロルドは旅行が大好きでどこでも眠れるの。それに、着替えもいらないし。このチビちゃんはどこでも一緒に行くのよ。そして、ホテルに戻ると必ずお腹が空いたって言うの。ご飯をあげるまでダンスしながら私の後をついて回るのよ。だから、わかったわ、ご飯をあげるけど、本当はお腹空いていないでしょ、知ってるわよ!って言うの」

(テニスデイリー編集部)

※写真は左から「全豪オープン」でのメドべージェフ、ナダル、ガウフ

(Getty Images)