「ATP250 珠海」(中国・珠海/9月23日~29日/ハードコート)の大会2日目。元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が、股関節の手術後初となるツアー勝利を挙げた。マレーがATPツアー本戦で勝利を挙げたのは約9ヵ月ぶりだ。

マレーは1月の「全豪オープン」後に股関節の手術を受け、6月にまずダブルスで復帰。その後、8月にシングルスへ復帰し「ATP1000 シンシナティ」と「ATP250 ウィンストンセーラム」に出場したが、いずれも1回戦敗退となっていた。

そして今回、シングルス復帰2戦目の「ATP250 ウィンストンセーラム」で敗れていた世界69位のテニス・サングレン(アメリカ)と再戦。6‐3、6(6)‐7、6‐1と、第2セットをタイブレークで落とすも、ブレークポイントを1度も与えない見事な勝利を飾った。

マレーは8月下旬の下部大会では2勝し3回戦へ進出していたが、ATPツアー本戦での勝利は12月末からの「ATP250 ブリスベン」1回戦で、ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)に勝利して以来約9ヵ月ぶり。

BBCによると、マレーは「ある意味では、これまで経験してきた中で最高の勝利の一つだ」「今日勝利を飾ることができて本当に嬉しい。これが続けられることを願っているよ」とコメントしている。

そのマレーは2回戦で、第7シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

現在世界ランキングでは413位にまで落ちているが、また新たな一歩を踏み出したマレー。トップレベルに戻るには更に4ヶ月から5ヶ月は必要だと別のインタビューでは語っており、今後もそのカムバックが注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 珠海」でのマレー

(Photo by VCG/VCG via Getty Images)