元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)は、今年初めに受けた股関節の手術のお陰でキャリアの継続が叶ったものの、長年のライバルであるロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダル(スペイン)と再び戦えるようなトップレベルに戻るには、まだ4ヶ月から5ヶ月は必要だと語った。ロイターが伝えている。

32歳の彼は、1月に受けた股関節の手術後に痛みから解放され、先月下旬、チャレンジャー・シリーズの「ラファ・ナダル・オープン」(スペイン・マヨルカ島)で初のシングルス勝利を挙げ、3回戦まで進んだ。

マレーのランキングは413位まで下がっているが、次の予定は珠海、北京、上海のATPアジア・シリーズ出場だ。3回のグランドスラムタイトルを持つ彼は、フェデラーやナダルと渡り合えるのは早くとも2020年以降になるだろうと予想している。

「何年ものあいだ僕は彼らと対戦してきて、毎回勝っていたわけじゃない。勝つより負ける回数の方が多かったけれど、常に自分は勝てる、と思ってコートに向かっていたよ」とマレーはSky Sportsに語った。

「また彼らと対戦することになって、きっと負ける、自分にはチャンスはない、と思いながらコートに向かうなんて楽しめるとは思えない。きっとそれは精神的なチャレンジで…焦って過剰な期待をしないように、我慢が必要だろう」

「でも多分4ヶ月か5ヶ月後には、そこまで行ける。練習でボールを打っていても、自分のスキルは健在だ。まだ体力的なレベルを上げる必要があるから、時間をかけて速さも取り戻し…きっとできると思う」

マレーは、11月18日から24日にかけて行われる「デビスカップ・ファイナルズ」(スペイン・マドリード)のイギリスチーム代表選手に選ばれることを期待している。必要ならダブルスだけの出場でも構わない、と付け加えた。

「もし選ばれたら、出場する。4年前に活躍したことだけを理由に選ばれるのは嫌だけどね」マレーは2015年に「デビスカップ」でイギリスが優勝した時に、中心選手として貢献している。「チームの一員として役に立ちたい。シングルスに出場したいけど、ダブルスで出てくれと言われたらそうするよ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ワシントンD.C.」でのマレー

(Photo by Rob Carr/Getty Images)