APRC第7戦ラリー北海道(グラベル、北海道帯広市)は9月22日にフィニッシュを迎え、クスコレーシングから参戦したニュージーランドのマイケル・ヤングが、初めて実戦投入したトヨタC-HRで優勝を飾った。 設定された16SS全てをベストタイム…

APRC第7戦ラリー北海道(グラベル、北海道帯広市)は9月22日にフィニッシュを迎え、クスコレーシングから参戦したニュージーランドのマイケル・ヤングが、初めて実戦投入したトヨタC-HRで優勝を飾った。

設定された16SS全てをベストタイムで揃えたヤングは、7分以上の大差をつけての圧勝。C-HRのデビュー戦での優勝は、クスコレーシングにとっても感慨深い瞬間となった。
「C-HRでのデビュー戦を優勝で飾れて、本当に、本当に素晴らしいよ。これ以上の結果はないね」と語るヤング。若手の頃からラリー北海道に参戦を続け、かつてはジュニアカップも戦っていたが、26歳となった今年はAPRCチャンピオンを視野に入れている。
「テストで3日間走ったことで、このマシンはとても強いと分かっていた。自分たちは、自分の仕事に専念するだけだった。そして、最も重要なことは、楽しむことだった」

6月に群馬県で開催されたモントレーに続いてアジアカップで2戦に参戦したことで、ヤングはこれで10月26-27日に中国の龍遊で開催されるタイトル決戦のファイナルへの進出権も獲得した。

APRCラリー北海道 APRC部門最終結果
1. マイケル・ヤング・グレン・マクニール(トヨタC-HR) 2:04:11.2
2. 増村淳/竹原静香(三菱ランサーエボリューションX) +7:18.2
3. 高橋冬彦/中村光雄(スバルWRX STI) +12:00.1
4. 青木光広/池田茂(三菱ランサーエボリューションX) +13:52.1
5. 大竹直生/竹下紀子(トヨタ・ヴィッツ)+20:31.4
6. 小濱勇希/藤田めぐみ(トヨタ86) +22:42.0
7. 長谷川智秀/厚地保幸(三菱ランサーエボリューションX) +31:05.8
8. リン・デュウェイ/イ・ジンジン(スバルWRX STI spec C)+2:12:16.2