「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス準々決勝で世界36位のユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-4、6-4のス…

「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス準々決勝で世界36位のユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-4、6-4のストレートで破った第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。その大坂が試合後のオンコートインタビューに答えた。

大坂は「ありがとうございます」と日本語で語った後、英語で「ウィンブルドンで戦ったときも良い結果が残せていなかったし、とてもハードな戦いになるとも思っていました。マッチポイントで彼女が怪我をしてしまって心配です」と続けた。

大坂はこの試合までプティンセバに対し0勝3敗。特に直近では、今年の「ウィンブルドン」の1回戦で悔しい負けを味わっていた。

初戦後には日本語で答えていた大坂は、途中で「なんで私は英語で答えているんだろう」と笑顔を見せていたが、左足を怪我したプティンセバを心配する様子も見せていた。

ドローでこれまで勝ったことがないプティンセバの名前を見たときにどう思いましたか、という質問には「ドローは見ていません」と答えた大坂。インタビュアーも驚き、今日まで知らなかったの?と聞くと「昨日ここで試合する予定だったから、昨日には知っていましたよ」と笑いながら答えた。

芝コートで対戦したときに、特に苦しめられたプティンセバのドロップショットに対しては「もちろん、何度も試合していたから準備はしっかりしていましたよ」と語った。

そして「ハロー。こんにちは。今日は見に来てくれてありがとうございます」と観客に日本語で語りかけた。

勝利した大坂は、準決勝でエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。メルテンスはカミラ・ジョルジ(イタリア)を破っての勝ち上がり。大坂とメルテンスは過去に1度対戦し、大坂の0勝1敗。準決勝も勝ったことがない相手となった。

20日に行われる予定だった準々決勝が雨で順延となっていたため、この準決勝も、本日21日中に行われる予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)