「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス準々決勝で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界36位のユリア・プティ…

「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス準々決勝で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界36位のユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦。第1セットは6-4で大坂が先取した。

両者は過去に3度対戦しており、大坂が0勝3敗。さらに大坂は1セットも奪うことができていない。3敗のうち、ハードコートでの対戦が一番古く、昨年の「ホバート国際」。あとの2つは今年の芝コートでのものだ。前日の雨により順延となったこの試合で、課題となったサーブを改善してプティンセバに初勝利をあげることができるのか、期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第1ゲームをラブゲームでキープした大坂は、第2ゲームをラブゲームでブレーク。さらに第3ゲームを危なげなくキープし、上々の立ち上がりを見せた。

第4ゲームではブレークポイントを握ることができなかったものの、第5ゲームをラブゲームでキープし、調子の良さを見せる大坂。

第6ゲームでリターンエースを決めて30-40とチャンスをつかんだ大坂は、ラリーを制して2つめのブレークに成功。ゲームカウント5-1とした。

そしてサービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲーム。0-40とこの試合初となるピンチを迎えた大坂は、ここをしのぐことができずにブレークを1つ返されてしまう。

さらに2度目のサービング・フォー・ザ・セットとなる第9ゲームもデュースの末にブレークを喫し、ブレークを2つとも返されてしまった。

父親のレオナルドを呼んでオンコートコーチングを行った大坂は、続く第10ゲームでリズムを取り戻してブレークに成功。6-4で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)