文=丸山素行 写真=バスケット・カウント編集部渡嘉敷「何が通用して何がダメなのかを確認したい」9月24日から29日にバンガロール(インド)で開催されるアジアカップに向け、女子日本代表は先ほど日本を発った。久しぶりの国際大会を迎える渡嘉敷来夢…

文=丸山素行 写真=バスケット・カウント編集部

渡嘉敷「何が通用して何がダメなのかを確認したい」

9月24日から29日にバンガロール(インド)で開催されるアジアカップに向け、女子日本代表は先ほど日本を発った。

久しぶりの国際大会を迎える渡嘉敷来夢は、「いよいよ始まるなという感じ。今はすごくリラックスしています」と、無駄な気負いはない。

国内では193cmの渡嘉敷と同等のサイズを持つ選手はほぼいないが、国際大会ではそれ以上の選手も存在するため、渡嘉敷にとっては日本ではできない体験ができる良い機会となる。「国内だとあまり大きい選手とやる機会がなく、強い相手とできる数少ないチャンスなので。何が通用して何がダメなのかを確認したい」と意気込む。

キャプテンの髙田真希は渡嘉敷が復帰したことで「さらにパワーアップしたバスケットを見せれると思うし、楽しみです」と、日本のバスケットをアジアに披露することを心待ちにしている。

日本の目標は大会4連覇となるが、中国やオーストラリアなど強豪国も参加するため、決して簡単ではない。特に中国には昨年のワールドカップで敗れており、先日の遠征でも敗れているため、「簡単ではないのも理解しています」と、髙田は言う。

それでも「応援してくださってる方にとっては響きも良いですし、望んでいるものだと思います。その期待に応えるのが選手ですし、優勝できれば自信を得て、来年にも繋がるので」と、覚悟を決めている。

来年、つまりは東京オリンピックでの金メダル獲得を目標に掲げているからこそ「3位や準優勝ではなく、優勝しないといけないと思っていますし、それが女子の使命だと思っている」と、髙田はアジアカップ4連覇を誓った。

日本は24日にインド、25日チャイニーズ・タイペイ、26日に韓国と対戦し、休養日を挟んで28日に準決勝、29日に決勝が行われる。