ヤンキース田中将大投手が19日(日本時間20日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、8回途中5安打無失点の快投で今季10勝目(4敗)を飾った。■今季メジャー3人目の3戦連続8奪三振以上0四球もマーク ヤンキース田中将大投手が19日(日本時間20…
ヤンキース田中将大投手が19日(日本時間20日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、8回途中5安打無失点の快投で今季10勝目(4敗)を飾った。
■今季メジャー3人目の3戦連続8奪三振以上0四球もマーク
ヤンキース田中将大投手が19日(日本時間20日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、8回途中5安打無失点の快投で今季10勝目(4敗)を飾った。メジャー移籍から3季連続で2桁勝利。さらに、この日9奪三振を記録したことで、シューメイカー(エンゼルス)、カーショー(ドジャース)に続き、今季メジャー3人目となる3試合連続8奪三振以上無四球を記録した。7月27日アストロズ戦以来続く無四球記録も打者123人に伸ばした。チームは打線が活気を取り戻し、7-0で快勝。連敗を2で止めた。
初回から快調に飛ばした。エルスベリーが先頭打者弾で1点先制すると、田中は3者連続三振で呼応。2回は10球で3者連続内野ゴロに打ち取ってみせた。3回も14球で3者凡退とパーフェクト投球で1巡目を終えた。
ストライクゾーンを大きく使いながら、速球でカウントを整え、スライダーやスプリットの変化球を振らせた。4回は2死まで簡単に奪った後で、トラウトとプホルスに連打されて一、二塁。だが、続くマルテを二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けると、続く5回は再び3者凡退に抑えた。
3回に1点を追加した味方打線は、5回に3本のソロ弾で3点追加。さらに、6回にも2点を挙げ、7点の援護を与えた。
6回も3者凡退とすると、7回のマウンドでは先頭トラウトの鋭い打球が田中の右足を直撃してレフト前に転がるアクシデントもあったが続投。後続をきっちり抑えた。8回1死からバンディに右翼へヒットを許した後、2死一塁からペティートの打ち取った打球を味方ミスで安打とし、2死一、三塁としたところで、ジラルディ監督がマウンドへ。ちょうど100球(68ストライク)を投げた田中は、7-0でマウンドを下りた。後を継いだリリーフ陣が無失点救援。田中は7回2/3を投げて5安打9奪三振無失点で、防御率を3.24とした。
7-0と快勝したチームは、貯金を3に増やした。