「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)大会3日目、女子シングルス2回戦で世界181位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を破り、ベスト8進出を果たした第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。その大坂が試合後の会見で試合を振り返った。

久しぶりに出身地である大阪で試合をしたことについて大坂は「とても勝ちたいという気持ちが強かったので、その分、非常に緊張していました。でも勝った後はほっとすることができました。また、良いプレーができたのでそこは良かったと思います」と語った。

また、大阪というホームでの試合についてプレッシャーがあるのでは、という質問には「自分がどの街にいるかということではなく、自分の位置づけがどこにあるのか、というところから生まれてくるものだと思っているので、滞在している街は全く関係ないと思っています」と答えた。

ただ「私はすでに世界1位ではありませんし、この大会の優勝者でもありません。ここでどうしても勝ちたいという気持ちがあります。『大阪で大坂が勝つ』というのは良いことなのかもしれません。全豪オープン以降、色々な環境に立たされて、それぞれに適応してきてはいると思います。ヨーロッパ遠征はあまり良くありませんでしたが、北米のハードコートでは少し調子を上げてきました。最後のニューヨークではプレッシャーを感じた自分もいました。そういったことを全て振り返ると、色々と適応することができてきているようになったとは感じています」とも語っていた。

そして観客について「観客のみなさんはいつも私に対してリスペクトを持って接してくれていますので非常に嬉しいです。また、対戦相手に対しても拍手をしたり、誰に対しても敬意を表してくれています。ミスをしたら『ウゥ~』と言われますが、それも楽しんでいます」と語った。

試合の序盤、トモバに押され気味だったことについては「自分はスロースターターなので、こんなものかなと思っていました。でも第2セットの最初のゲームは自分がどういう風にしようかなと迷いがあり、そこは良くなかったです。それでもこの試合の主導権を握るのは自分だと強く思っていて、その気持ちが落ち着きにつながったと思います」と振り返った。

試合を通しての改善点については「間違いなくファーストサーブの成功率だと思います。今日はあまり良くなかったですし、シンシナティあたりから良くない状態が続いているので、ここは修正していきたいと思います」と答えた。

大坂はこの試合、第1セットの第5ゲームを終えた時点でファーストサーブの成功率が30%とかなり低かった。徐々に調子を取り戻してきたものの、最終的には成功率が44%、ダブルフォルトが6本という結果になっていた。

大坂は、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)とVarvara Flink(ロシア)の勝者と準々決勝で対戦するが、課題となっているサーブをいかに良くしていけるか、次戦では注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)