◆令和元年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆9月15日 対早大 早大東伏見グラウンド春季日本一となった早大との初戦に勝利し、勢いに乗る立教は今日の試合に勝利して勝ち点を取りたいとことろだった。しかし、日本一の実力を前にあと一歩及ばずに惜敗…

◆令和元年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆

9月15日 対早大 早大東伏見グラウンド


春季日本一となった早大との初戦に勝利し、勢いに乗る立教は今日の試合に勝利して勝ち点を取りたいとことろだった。しかし、日本一の実力を前にあと一歩及ばずに惜敗し、勝負は第3戦に持ち越された。

大事な一戦で先発を任されたのは、ルーキーの竹生(コ1)。初回、立ち上がりから早大の強力打線につかまった。フルカウントから先頭を死球で出すと、追い込みながらも左前に運ばれる。続く打者も追い込んでから中前に適時打を打たれ先制される。その後も犠飛と適時打で初回に3点を失った。

その後3回表にも自分たちのミスで1点を失い、早く追いつきたい立教は3回裏、先頭の竹生に代打有坂(コ3)を送り勝負に出る。フルカウントからの7球目を中前にはじき返した。これに勢いづいた立教は3連打と犠飛で2点を返した。

立教の2番手石田(コ2)は4回表、一死二塁のピンチを迎えるも無失点で切り抜けた。しかし、5回表先頭を出すと2つの四球で二死満塁のピンチを招き、9番打者に押し出しの死球を与え、追加点を献上した。

その裏、二死から上原(法4)が中前への安打で出塁すると続く今川(理3)が左中間を破る適時二塁打を放つ。さらに、市野(理2)もライトオーバーの適時二塁打でこの回2点を返し、1点差にまで迫った。

そのまま追いつくかに見えたが、その直後に1点を追加され、再び2点差となった。7回に1点を返したが、最後は相手の抑えの前に安打を打てず、乱打戦を僅差で落とした。


得点を挙げ喜ぶ選手たち

次戦は1日休みをはさんでの大一番。この勝負をものにすれば、優勝も視野に入る。打線が好調なだけに次は投手陣に期待したい。(9月15日 渡部広大)

◇コメント◇

市野(理2)

-今日の試合の感想

早稲田には絶対負けたくないっていうか、まあ2戦目だったんですけど、昨日勝った勢いでそのままっていう感じで、自分がチャンスで打てなくて、そこだけです。

-昨日勝ってチームの雰囲気は?

チームの雰囲気は良かったです。入りも意識して、入ったので良かったんですけど

チャンスも作れてて本当に自分が打てなかったです。

-タイムリースリーベースの時は?

いや、本当にそれだけでした。結構気合い入れて打席入ったんですけど、1、2球目の高めのストレート手出しちゃったので絶対最後は決め球のストレート来るって思ってて、ストレートだけ張ってたら本当に来たので、打ち返しました。

-火曜日の意気込み

またチャンスは絶対回ってくると思うので、今度は絶対打って、なんとしてでも勝ちます。

主将・上原

―今日の試合の感想は

序盤の失点が痛かったですね。ピッチャーの話になるんですけど2ストライク追い込んでから甘く入って痛打されるのが前半目立ったので、序盤の失点が後に響いたかな。でも、7、8、9を無失点で抑えたのは次の試合につながる収穫点かなと思います。

―苦手としていた久郷を打てたというのはどうでしたか

久郷は初球、2球目あたりが甘く入っていた。春はそれをとらえられなかったというか振っていかなかったんですよ。やはり球には威力があって、変化球もキレがあるので、ミーティングでそれ(初球、2球目)を振っていこうと話していて、それを実行できたのが久郷を打てた要因だったのかなと思います。

―今回、早稲田は5人の継投でしたがそれぞれの対応についてはどうでしたか

やはり早稲田の投手は低めにコントロールできるので、それに手を出して内野ゴロというのが5人に共通することだと思っているので、今日もチャンスで内野ゴロ、エラーはしてくれたんですけど打ってしまったので、明後日の試合ではそこを手出さずに高めに浮いてきた球をしっかりと打っていきたいと思います。

―今日は市野君が当たっているイメージでしたけどそれについてはいかがでしたか

バッティングに関してはみんな調子は悪くないと思っているので、今日は序盤の失点に限るかなと思います。あとは低めのボール球を見極めればゴロアウトも減るかなと思います。

―次の試合に向けての意気込みは

春は一戦目負けて、二戦目勝って、三戦目負けたので、結局明治も三戦目で負けて、三戦目にうちは弱かったんですけど、休みがあって次ということなので、後輩たちは4年生のためにって結構やってくれてるので、気持ち的にはチームが一つになっていると思っているので、次も1点差勝負になると思うんですけど、今日も序盤に大量失点して結果的に1点差まで追い詰めたのは収穫だと思うので、その中で接戦をものにする。技術どうこうではなくて、気持ちの勝負だと思うので全員ベンチも含めて全員で戦っていきたいと思います。