「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)大会3日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、予選勝者で世界181位のビク…

「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)大会3日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、予選勝者で世界181位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)と対戦。第1セットは7-5で大坂が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。同大会では2度の準優勝となり、今年こそはタイトルを、と意気込む大坂。その大坂は1回戦免除で、試合は「全米オープン」の4回戦以来となっているが、予選を勝ち進んできたトモバとどのような試合を見せてくれるのか、注目される。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第1ゲームでいきなりのブレークを喫した大坂。第2ゲームでブレークポイントを握ったが、トモバにしのがれてしまうと、第3ゲームでもピンチを迎えた。ここで痛恨のダブルフォルトをした大坂は、序盤3ゲームを続けて落とし、2ブレークダウンとされた。

それでも大坂は第4ゲームで15-40とチャンスをつかむと、ブレークに成功。ブレークを1つ返し、ゲームカウント1-3とした。

第5ゲームでまたも30-40とされた大坂だが、重心をしっかり落としてのバックハンドウィナーを決めてしのいだ。

大坂は第5ゲームを終えた時点でファーストサーブの成功率が35%とかなり低く、ダブルフォルトも3本となっている。サーブの調子が上がることが望まれる。

第6ゲームではチャンスを作れなかった大坂だが、第8ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握る。落ち着いてブレークバックに成功した大坂は、これでゲームカウント4-4とイーブンに戻した。

そして両者サービスゲームをキープして迎えた第12ゲームで、大坂がトモバのサービスゲームを破り、7-5で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by TPN/Getty Images)