世界ラリークロス選手権は第9戦のファイナルが9月14日、ラトビアのリガにあるビケルニエキ・ナショナルスポーツベースで行われ、ティミー・ハンセンが優勝を飾った。前戦のフランス・ロエアックに続いての連勝で今季4勝目を決めたことで、ドライバーズ選手権でも首位に再浮上した。

土曜日のQ1を終えた時点では総合15位に沈んでいたティミー・ハンセンだったが、Q3でトップタイムを叩き出すと、セミファイナルでは圧倒的な強さを見せた。
「土曜日はあの順位に終わって、厳しい内容となった。選手権争いの面でどういう局面を迎えているか、十分承知していたので、今回はいい走りがしたかった」とハンセン。
「チームのみんなもガッカリしていたが、一丸となって、日曜日が完璧な内容になればどんな可能性も残っていると信じた。しっかり集中して、ベストのドライブをすることに専念した。今回の勝利は、本当に心に響いた。みんなが勝ちたいと思ったし、勝てると信じた。ケープタウンでは、アンドレアス、ケビン、そして自分の3人がクリーンな週末を過ごして、ベストの戦いをしたい」




ファイナルではアンドレアス・バックラッドがポールポジションからスタートしたが、ハンセンのペースについていけずに、ターン1でハンセンに首位を譲った。一方、ウエットコンディションとなったこのファイナルで優勝のチャンスがあると感じていたニクラス・グロンホルムは「2ラップ目はよかったし、優勝争いができると思っていた。滑り出しが少しオーバードライブになり、いくつかミスをしたので、最終的にこれが響いた」と語るように一歩及ばずの2位。GRXタネコのチームメイト、ティマール・ティマラザヤノフはこのファイナルを5位でフィニッシュしている。

ここまでの9戦で6人のウィナーが誕生する激戦となっている今季、11月9-10日に南アフリカでの最終戦はタイトルを巡って激しいバトルとなりそうだ。ランキング2位につけているバックラッドは、2ポイント差をつけてのランキング首位で迎えたこのラトビア戦が3位に終わったことで、わずか1ポイント差でハンセンを追いかける形となった。また、ティミーの弟であるケビン・ハンセンは、ランキング2位で迎えたラトビアを4位でフィニッシュし、バックラッドに7ポイント差と十分にタイトルチャンスを残している。

世界RXラトビア ファイナル結果
1. T.ハンセン(プジョー208) 5:20.070
2. N.グロンホルム(ヒュンダイi20) 5:22.367
3. A.バックラッド(アウディS1) 5:22.740
4. K.ハンセン(プジョー208)5:26.125
5. T.ティマール・ティマラザヤノフ(ヒュンダイi20) 5:28.843
6. L.ドーラン(アウディS1) 05:44.610