写真:兒玉圭司氏(一般財団法人KODAMA国際教育財団 )、宮﨑義仁氏(日本卓球協会)/提供:株式会社スヴェンソンホールディングス17日、一般財団法人KODAMA国際教育財団(代表理事:兒玉圭司)が、卓球選手の早期強化を目的とした「日本卓球…

写真:兒玉圭司氏(一般財団法人KODAMA国際教育財団 )、宮﨑義仁氏(日本卓球協会)/提供:株式会社スヴェンソンホールディングス

17日、一般財団法人KODAMA国際教育財団(代表理事:兒玉圭司)が、卓球選手の早期強化を目的とした「日本卓球界初 U-7卓球選手育成事業“未来のメダリスト” 第二回特別強化合宿」を、2019年11月15日(金)~11月17日(日)の3日間に実施することを発表した。

これからの卓球界、早期強化体制が不可欠に

世界ランキング上位選手の低年齢化が進む卓球界において世界のトップに立てる日本人選手を育成するためには、早期強化体制が不可欠。この合宿に参加した選手が、中学あるいは高校で日本代表に選出され、世界で勝てるトップアスリートとなるよう事業を目指す。

この合宿では、「ホープスナショナルチーム監督・コーチによる実技指導」などの卓球トレーニングの他、講習会などの頭を使ったトレーニングを行うなど、日本代表として将来的に活躍できるような様々なプログラム実施を予定している。

また、ウォーミングアップではスペシャルサポーターに就任している「EXILE TETSUYA氏 監修 卓球ダンストレーニング」を実施。動きのスピードが速い卓球に合わせ、リズムの速い曲を使用したダンスでトレーニングを行う予定だ。

一般財団法人KODAMA国際教育財団 代表理事 兒玉圭司氏 挨拶

1950年代に世界を席巻した日本卓球。ですが、残念なことに1961年以来いまなお、団体戦では中国には勝利できていません。宿敵中国を破り、日本卓球がその場所に返り咲く。それが私の夢であり、本プロジェクトのミッションです。

その目的を達成するためには、若年選手に特化した強化育成が良い。本プロジェクトは、日本卓球協会にバックアップいただきこれまでの、協会の強化・育成ポートフォリオにも存在しなかった、U-7(7歳以下)バンビ世代向けとなる、画期的な育成プログラムが出来上がりました。

どんな才能に出会えるのか。その才能が、一流の指導により、どのように開花するのか。いまからワクワクが止まりません。

これまで私がお世話になった卓球という競技、そして、日本卓球界への感謝をこめて。

公益財団法人日本卓球協会 強化本部長 宮﨑義仁氏 応援コメント

私が初めて選手として出場した1985年、イエーテボリの世界選手権。当時の写真を見ると、私の後ろから檄を飛ばす兒玉さんがいらっしゃる。

こんな風に、日本卓球界の長きにわたる歴史の中で世界で戦う日本人選手を見守ってくれていた兒玉さんが次世代の育成のためにと働きかけてくれました。嬉しいことに、卓球界にこれまで以上の注目が集まり、好循環が生まれつつあります。

各所より多くの支援を受け、育成体制も充実してきました。ただ、ライバル中国を考えると、まだまだです。

今回、兒玉さんの申し出に対して、これまで未着手の、小学1年生以下対象の育成をご提案しました。未来の、金メダリストをこのプロジェクトから輩出する。高い目標を達成するため、協会として最大限の協力をいたします。

参加選手一覧

男子

太田風志(大野クラブジュニア・福井・小1)
岡田蒼空(OKATAKU・兵庫・小1)
木原寿馬(ALL STAR・兵庫・幼)
柴田優星(STライトニング・富山・幼)
清水寛生(ウエタク・岐阜・小1)
原澤駿太(薄根卓球・群馬・小1)
森内奏羽(長崎JTC・長崎・小1)
横田颯(ネクサス・愛知・小1)

女子

五十畑寿音(卓桜会栃木卓球センター・栃木・小1)
神田玲(芝原クラブ・岐阜・小1)
小西紅偉(WEILAI・埼玉・小1)
小船円(ゆのき卓球クラブ・長崎・小1)
真田晴羽(美崎クラブ・愛知・小1)
嶋田紗和(W.T.C・新潟・小1)
武山紗子(相模原ジュニア・神奈川・小1)
寺田蘭(ヴィスポことひら・香川・小1)
西川椿姫(津幡クラブ・石川・小1)
橋本葵(偉関TTL・茨城・小1)
松島美空(田阪卓研・京都・幼)
峯いちほ(イトウTTC・香川・小1)
山本祐菜(インフTTS・広島・小1)
渡辺柚月(W.T.C・新潟・小1)

文:ラリーズ編集部