悲願の全勝優勝とはならなかった。リーグ最終戦、相手は6位が確定している学習院大。順位が決まった中での試合だったが第4Q(クオーター)ラスト3分に逆転されると、そのまま追いつくことができずに試合終了。チームの課題を浮き彫りにしたゲームとなった。

◆8・11~11・9 関東学生リーグ(富士通スタジアム川崎他)

▼9・16 対学習院大戦(フクダ電子フィールド)

 明大9{3―1、2―1、2―4、2―4}10学習院大

 自分たちの技術がどこまで通用するのかを意識して臨んだ今回の学習院大戦。対策で固めるのではなく、今持つ技術だけで真っ向から勝負を挑んだ。試合開始後、AT(アタック)・平島千萌主将(営4=東京成徳)の先制シュートを皮切りに得点を重ね、5―2とリードした状態でゲームは後半戦へと突入した。第3Qでは平島に続き、MF(ミットフィルダー)・武者あさひ(情コミ4=中村)のシュートがさく裂。7―4と点差を広げたがその後失点を許し、1点差まで追い詰められた。第4QではG(ゴーリー)・越智日向子(政経4=基町)がナイスセーブを見せるも、相手の猛攻を防ぎ切れず、ラスト6分で8―8の同点に。その後2点を勝ち越されたが「最後1点取って終わるのが、自分ができること」(平島)。ラスト20秒で平島が執念のシュートを決めた。しかしあと1点を返すことができず、リーグ戦全勝優勝はかなわなかった。

 悔しい結果の中でも光明が見えた。井川裕之ヘッドコーチから指摘されていた「4年生が頼りない」というウィークポイント。だが今試合では、9得点中6点が4年生のシュートによるものと、チームをけん引する姿が目立った。そして多くのドローを成功させたMF・佐藤啓(農3=星稜)を筆頭に2、3年生も活躍を見せている。来月に控える準決勝の相手は、昨年度もファイナル4に進出している強敵・日体大。ここから先は一つも落とせない試合が続く。「とにかく勝つ」(平島)という言葉通り、チーム一丸となって優勝をつかみに行く。

[上代梨加]

試合後のコメント

井川ヘッドコーチ

――本日の試合の振り返りをお願いします。

 「今シーズンずっと感じていた課題ですが、自分たちのミスでゲームの流れを壊す、マイボールの時間にそれをすることが多かったです」

――次戦に向けての課題はなんでしょうか。

 「敵にやられるやられない関係なく、自分がフリーな場面で目の前のボールをとるといった基礎的な面を上げていかないといけないです」

平島

――本日は4得点を挙げられました。

 「自分のプレーについては前回の試合で結構ミスが多かったのでミスをした後に気にするのではなく次どうするか考えようと昨日ヘッドコーチと話していて、もうやるだけだなと思っていました。でもミスをすることは良くないのでそれを減らしつつ今後はできたらなと思います。

――日体大戦への意気込みをお願いします。

 「ここからは負けたら終わりの試合が続いていくので、一戦一戦自分たちの技術を上げつつ、相手のことも対策しつつ、とにかく勝つということに集中してやっていくだけかなと思っています。絶対勝ちます!」