アメリカ・シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/8月15~21日/賞金総額436万2385ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、グリゴール・ディミトロフがスティーブ・ジョンソン(アメリカ…

 アメリカ・シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/8月15~21日/賞金総額436万2385ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、グリゴール・ディミトロフがスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を7-6(8) 6-2で倒し、準決勝に一番乗りした。ディミトロフがATPマスターズ1000の大会で準決勝に進出するのは、キャリア3度目となる。

 出場選手の中で唯一勝ち残っている元優勝者、第1シードのアンディ・マレー(イギリス)は、ナイトマッチでバーナード・トミック(オーストラリア)と準々決勝をプレーする予定となっている。

 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とロジャー・フェデラー(スイス)は故障で欠場し、ラファエル・ナダル(スペイン)は2ヵ月あまりの休止を強いた左手首の故障のあと、今、調子を取り戻そうとしているところだ。これらの不在者が、ノーシードのディミトロフやほかのダークホースたちに、マスターズ・タイトルにつながる道を開いた。

 敗れはしたが、ジョンソンは来週のATPランキングでジョン・イズナーを追い抜き、アメリカ人として一番高いランキングに上がることになる。イズナーはアメリカ人ナンバーワンの座を2013年7月29日からキープしていた。(C)AP