9月15日、ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(10月6日)の前哨戦、G2・フォワ賞(芝2400m)で、C.スミヨン騎手とのコンビで挑戦した日本のキセキ(牡5・栗東・角居勝彦)が3着となった。勝ったのは昨年も同レースを制したヴァルトガ…

9月15日、ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(10月6日)の前哨戦、G2・フォワ賞(芝2400m)で、C.スミヨン騎手とのコンビで挑戦した日本のキセキ(牡5・栗東・角居勝彦)が3着となった。勝ったのは昨年も同レースを制したヴァルトガイスト。勝ちタイムは2:27.60。

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3着 キセキ
角居勝彦調教師
「落ち着いていましたし状態も良さそうでした。本当は逃げ馬の後ろに入れたかったのですが、スタートが良かった良かったので…。控えたい感じでしたが、今まで行っている分もありましたので、いいマークをされる形になってしまいました。(直線伸びを欠いてしまいましたが敗因としては?)力んでしまった分、弾けなかったというかちょっとワンペースなところがある馬なので。(今回は)馬場を教えるという意味と、ジョッキーにしっかり最後まで追ってもらっていたので、本番は変わってくれると期待しています」

キセキが先手を奪ってレースを引っ張る

4頭立てで行われたレースは、ヴァルトガイスト、シルバーウェーヴの仏G1馬に加え、仏G2勝ちのあるウェイトゥパリスと少頭数とはいえ、非常に濃いメンバーで行われた一戦となった。スミヨンの手に導かれて好スタートを切ったキセキは先手をあっさりと奪い、1馬身半差ほどのリードで隊列を引っ張った。綺麗に4頭縦に並んで淡々とレースを引っ張り、隊列は全く変わることなく直線へ向くと各馬スパートを開始。直線の半ばまでキセキは粘っていたが、徐々に遅れをとり3着入線となった。