アメリカ・ペンシルベニア州で開催されているアメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)第8戦「サスケハノック・トレイル・パフォーマンスラリー(STPR)」でオリバー・ソルベルグが今季2勝目を飾った。

スバルモータースポーツUSAでスバルWRX STIを駆るオリバー・ソルベルグは、13日のデイ1で幸先の良いスタートを決め、チームメイトのデイビッド・ヒギンズに1分以上の差をつけて競技初日を走破した。14日のデイ2ではSS13で駆動系のトラブルが発生し、前輪駆動の状態となるものの、「ギャップがあるので、しっかりとマネージメントしたい」と、続くSS14でも落ち着いた走りを披露。最終ステージとなるSS15ではエンジントラブルでタイムロスを強いられるものの、オリバーは首位を守り抜き、ARAで2勝目を獲得した。



「最終SSではウォータースプラッシュで水を吸ってマシンが止まってしまったり、大変な1日だったけれど、チームのおかげで勝つことができた。初優勝を獲得した第3戦のオリンパスラリー以来、久しぶりの優勝なので本当にうれしい」と免許証取得前の最後のラリーで勝利を飾った17歳のオリバーは喜びを語る。

一方、「ちょっと緊張してきたよ。残りは1ステージだけど、何が起こるか分からないから心配だね」と不安げな表情で、オリバーの最終ステージを見守っていた父のペターは、オリバーが無事に走り切った瞬間に最終SSのTCで喜びを爆発させた。
「タフなラリーで駆動系のトラブルが出たり、最終SSではエンジンが止まったりとハプニングが多かったが、オリバーは冷静に走り切った。本当に素晴らしいラリーだった」とペターも満面の笑みで喜びを語った。ソルベルグ親子にとっては記念すべき1日になったと言えるだろう。
(Izumi Hiromoto)