開幕連勝で迎えた3戦目の相手は慶大。試合開始直後に2点を先制されたものの、終わってみれば失点はその2つのみ。FW宮田佳成(法4=白樺学園)の2点で同点に追いつくと、続けざまにFW中條廉(政経1=白樺学園)が1点を決めて勝ち越しに成功。ペナルティーを取られ2人がリンクに出られない不利な状況でも、盤石の守りを見せて快勝を果たした。

◆9・7~11・24 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

▼9・14 対慶大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

 ○明大5{3―2、2―0、0―0}2慶大

 「入りの悪さが目立つ試合になってしまった」(FW池田涼希・政経4=北海)。試合開始48秒で相手に先制を許すと、立て続けにシュートを決められる。0―2の幕開けだが「それ以上に得点できるチームだと信じていた」(GK香田凌辰・政経3=白樺学園)。その言葉の通り、第1ピリオド後半に試合が動く。相手ゴール手前にこぼれたパックを宮田が押し込むと明大の1点目に。勢いそのままに、DF京谷充洋(政経4=北海道清水)のアシストから宮田が放ったシュートが2点目を決める。「良いパスが来たので決めるだけだった」(宮田)。流れをつかんだ明大は相手陣でゲームを展開して相手にシュートチャンスすら与えない。明大のシュート本数51に対し、慶大のシュート本数は27。前年度優勝チームとしての意地を見せつけ勝利を飾った。

 2点を決めて同点に試合を戻したキーマン・宮田にとっては〝復帰戦〟となった。先週の日体大戦では、足首のケガでリンク上に宮田の姿はなかった。それでも、この試合ではFWとして氷上を駆け回り大きな2得点。また、第2ピリオドにはFW廣田恵吾(営2=北海道清水)のゴールをアシストする好プレーを見せた。「プレーでもベンチでもチームを盛り上げてくれる」(池田)とチームからの信頼も厚い。ケガ明けとは感じさせない力強いプレーで勝利を引き寄せた。

 次戦が大一番だ。次の相手である法大は、春は2点差、夏の交流戦では1点差で惜敗している。「明治は強いと思わせるプレーをしたい」(池田)。リーグ戦はこれまで全勝で順風満帆に見えるが「10点差は付けられる試合だった」(池田)と満足には程遠い。反省を次に生かして〝明治のホッケー〟で因縁の相手に雪辱を果たし、連勝を伸ばしたい。

[村川拓次]

試合後のコメント

池田

――2セット目では宮田選手が中心となっていました。

 「心強いです。佳成はプレーでもベンチでもチームを盛り上げてくれるので、同期にいて良かったです。それを見てしっかり結果を残して、チームを引っ張ろうと思います。相乗効果も生まれるので、本当に心強いです」

香田

――3ピリオド目を完封したことについてご自身ではどう振り返りますか。

 「自分は安定した守りが売りで、今日は自分が入れられるような相手ではなかったので、嬉しいとかはなくて、当たり前のことをしただけです」

宮田

――明日は大一番の法大戦です。

 「春夏負けているので明日は絶対負けられないです。自分たちのやることをしっかりやっていれば負けることはありません」

中條

――応援の力はどのように感じていますか。

 「自分は応援されるのが好きです。点を決めると盛り上がり、ミスをした時でも歓声が響くのが好きです。自分が点を決めた時に、特に知らない人が声を上げてくれると嬉しいです」