先日の「全米オープン」4回戦で左肩の怪我により途中棄権したノバク・ジョコビッチ(セルビア)。一部報道では早期に手術を受け、長期離脱する可能性もあるとされていたが、12日に自身のTwitterで…

先日の「全米オープン」4回戦で左肩の怪我により途中棄権したノバク・ジョコビッチ(セルビア)。一部報道では早期に手術を受け、長期離脱する可能性もあるとされていたが、12日に自身のTwitterで、アジアシーズン出場を現時点では目指していると投稿した。

米紙New York Timesによると、スイスで予定している検査の結果によっては、休養期間を予定よりも伸ばし、さらには、簡単な手術を受けることになるかもしれないと関係者は話しているとされていた。

しかしジョコビッチは「最近の情報をお知らせしていなくてすみません。私は家族とすてきな時間を過ごしており、アジアンスイングに出られるように積極的に回復に向けて努めています。私の健康状態は常に最優先事項であり、準備が整えばすぐに試合に戻ります。進展については随時お知らせします。私が早く回復するように祈ってくれてありがとう!」と投稿。

「全米オープン」4回戦後の記者会見で「僕のシーズンは終わっていない。まだシーズン終了まで、大きな大会がいくつも残っている」と話していた通り、早期復帰を目指すことを改めて強調している。

ジョコビッチはアジアシーズンでは、9月30日開幕の「楽天ジャパンオープン」と、10月6日開幕の「ATP1000 上海」にエントリーしている。

健康を最優先するとつづっている通り、左肩の状態によっては待望の初出場を予定している「楽天ジャパンオープン」を欠場する可能性はもちろんあるが、早期回復が願われる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)