◆第32回関東ラクロスリーグ戦・男子◆

9月8日 対武蔵大 立大新座キャンパス多目的グラウンド

ここまで1勝1敗1分けのSAINTS。目標のFAINAL4進出へ勝利しか許されない。そこで守備の陣形を変更する。大一番の今戦で、なんとゾーンディフェンスを採用。鉄壁の守備を披露し、相手に流れを渡さなかった。攻めては、後半に5点を獲得し、逆転に成功する。リードを守り抜き、最終戦に望みを残した。


#0高橋(社4)と#1柳井(済4)を中心に、ゾーンディフェンスを敷く

相手の意表をついた。攻撃の3人を除く、7人でゴール前を守るゾーンディフェンスを今大会初めて採用する。武蔵大も攻めあぐね、1失点で第1Qを終える。これに応えたい攻撃陣は、#11佐久山(済3)が相手のプレスに負けない力強いドリブル。#6高島(済3)にパスをして、ショットを決め同点に戻した。第2Qは互いに1点ずつ取り合った。
晴れると同時に、立大に大きな、大きな流れが来る。前戦、後半に痛すぎる反撃を受けてきた。しかし、今日の立大は違う。第3Q開始後、勝ち越しを許す。だか、立大の足は止まらない。#26山下(社4)のパスから#9本田(コ4)がショットを成功。その2分後にゾーンディフェンスでボールを奪い、カウンターを仕掛ける。#81立川(社3)のドリブルは相手に囲まれるが押し返し、負けない。パスを受けた#27畑(社3)もボールを取られることなくショットを打つ。ゴールした瞬間、#27畑は喜びを爆発させた。まだまだ止まらない立大は、試合再開した直後、#4高貝(社3)にパスがつながる。ゴールまでは距離があるなか、ドリブルを選択せず、ボールを飛ばしネットを揺らした。会場のボルテージはマックスになり、選手たちからは疲れが見えず、むしろ生き生きとしていた。

歓喜の瞬間までの道のりは長い。ボールを保持するが、ショットは中々打てない。相手は、見逃さず得点を奪い1点差に追い込まれる。その後2度にわたりゴールが入ったかのように見えた。しかし、間一髪相手選手がラインを踏んだことによりノーゴールの判定。ゴーリーを中心とした守備陣は気迫でゴールを守った。それに応えたのは、頼れる攻撃陣だ。終了間際に#11佐久山が苦しい時間に待望の追加点を獲得する。その後も、#6高島が足で相手をかき乱した。「体力を残していた」と、1人だけスピードが断然違った。相手選手を置き去りにして、ショットを成功させ、ダメ押しとなる。


#99宮本(済4)と#18小川(社4)を中心に、チームを鼓舞する

勝利後、部員と応援団で大きな輪になり、「行け立教建児」を熱唱。最終戦に向けて士気を挙げた。課題となっていた後半戦を克服し、一回り強くなったSAINTS。次戦の中大戦に勝利すれば、FAINAL4進出だ。走り負けず、彼らの目標を必ず達成して欲しい。
(9月12日・川崎翔海)
◆コメント◆
#9 本田
―今回の全体を振り返って
試合前結構みんな気合い入っていて、下の入れ替えの可能性もあるし、FINAL4の可能性もある中、今まで以上に準備をしてきました。その中で試合に入って初めて先制点取られたが、焦らずに自分たちのやりたいことをやろうという考えで試合を運べたので、そこはよかったのかなと思います。しかし、試合中どうしても足が動かないときがあるので、そこが自分たちの課題です。次は改善していきたいと思います。勝ち切れたというのは自分たちが1年間やってきたラクロスが通用して、成果が出ているのが目に見えてわかったので勝てて、本当にうれしいです。

―今回の試合は特にディフェンス陣が頑張っていたが、オフェンス陣からみてその活躍はどう映りましたか
点が入らない中でディフェンスがゾーンだったり、マンツーだったりいろんなことをやってどうにか守ってくれたことはすごくうれしかったです。シーズン始まったころとかは、なかなかオフェンスで点とれなくて迷惑かけたので、そこは恩返しできたので、それで試合に勝ってあいつら(ディフェンス陣)が喜んでくれたことは自分もうれしかったです。

#81 立川
ー前回の東大戦から生かされた点は
試合の運び方とかが良かったです。誰でもできる部分が結構みんなが声かけあって集中していたから良かったです。

―今回はゾーンディフェンス採用したが
そうですね。相手にリズムを作らせない…。だから、これがダメだからゾーンをやるんではなくて、常に先頭を取るイメージで、こちらがカードを切れてたから相手の対応が少し遅れて、その辺が良かったと思います。

ー今回は逆転、なぜ追いつかれなかったですか
均衡した時間、逆転はしたが、3-2とかだから、その我慢する時間、守らなきゃいけない時にあんまり失点しなかったのが良かったです。