11日の巨人戦で3本塁打、12日の同戦でも1本塁打と2戦4発の荒稼ぎ

 DeNAのネフタリ・ソト内野手は9月11日の巨人戦で1試合3本塁打、さらに12日の巨人戦でも1本の本塁打を放ち、2年連続でシーズン本塁打数を40本に乗せた。

 ソトはプエルトリコ出身の30歳。2007年にレッズからドラフト3巡目で指名されて入団。2011年にはマイナーリーグでシーズン30本塁打を放った。2013年にメジャーデビューを果たしたが、2シーズンで42打数3安打0本塁打1打点と結果を出せなかった。

 2015年にホワイトソックス、2016年にはナショナルズに移籍するもメジャー昇格ならず。2018年にDeNAに入団した。DeNAでは二塁と外野を兼務し、1年目は107試合の出場で41本塁打を放ち本塁打王に輝いた。今季もここまで40本を打ち、2位の巨人、坂本勇人に5本差をつけてトップに立っている。

 NPBのシーズン40本塁打超は、1949年に藤村冨美男が46本塁打を打って以来、延べ120人が記録している。複数回の40本塁打は、王貞治(現ソフトバンク球団会長)の13回を筆頭に28人が記録している。

○40本塁打回数5傑
1 王貞治 13回
2 T・ローズ 7回
3 野村克也 5回
3 山本浩二 5回
5 門田博光 4回
5 長池徳士 4回

 今季はソトの他に、西武の山川穂高も2年連続の40本塁打を達成している。現役では、西武の中村剛也が3回、同じ西武の山川穂高とDeNAのソトが2回だ。複数回の40本塁打は外国人選手としてはタフィ・ローズの7回を筆頭に史上12人目だ。

○DeNA(洋松、大洋、横浜)での40本記録者。年次順。
2003年 T・ウッズ(横浜)40本/136試合
2004年 多村仁志(横浜)40本/123試合
2004年 T・ウッズ(横浜)45本/130試合
2008年 村田修一(横浜)46本/132試合
2013年 T・ブランコ(DeNA)41本/134試合
2016年 筒香嘉智(DeNA)44本/133試合
2018年 N・ソト(DeNA)41本/107試合
2019年 N・ソト(DeNA)40本/131試合

 洋松、大洋ホエールズ時代には40本塁打を打った打者はいなかった。1950年の球団創設以来、54年目にして、初めて2003年にタイロン・ウッズが初めて40本塁打を記録。ウッズは2年連続で40本に到達し、連続で本塁打王になっている。

 日本人選手では翌2004年の多村仁志が初。2008年には村田修一が球団史上最多の46本塁打を打っている。2016年には筒香嘉智が44本塁打を記録し、複数回の40本塁打は、ウッズに次いでソトが2人目となった。

 DeNAの残り試合数は10試合。ここにきて調子を上げているソトには、村田修一の球団記録に迫る可能性もある。ペナントレースも最終盤、ソトの猛打が爆発すれば、球団のポストシーズン進出の可能性も高まるだろう。(広尾晃 / Koh Hiroo)