「強度を上げるにつれて、少し気になり始めていた」

 エンゼルスは12日(日本時間13日)、大谷翔平投手が14日にロサンゼルス市内の病院で左膝の分裂膝蓋骨の手術を受けると発表した。ビリー・エプラーGMは12日15時(日本時間13日7時)から電話会見を行い「これは先天性の問題であり、今シーズンになって症状が出てきた」と明らかにした。

 12日(同13日)のインディアンス戦では、自己最速の打球速度184キロの今季18号ソロを放っていた大谷。試合のなかったこの日、衝撃的なニュースが飛び込んできた。エプラーGMは二刀流復活向けてリハビリの段階を上げていく中で、症状が出てきたと説明した。

 昨オフに右肘のトミー・ジョン手術を受けた大谷。今季は打者専念でシーズンを送るとともに、投手としてのリハビリを進めてきた。既にブルペンでの投球練習を再開し、徐々に出力も上げてきた。同GMは「復帰に向けての(調整の)強度を上げるにつれて、ショウヘイが少し気になり始めていたからだ」と明かす。

 さらに「復帰への調整をする段階で、83マイル、85マイル、86マイルの投球をしてきたわけだが、それに続けてそれ以上(速い球を投げるため)の強度を上げることで、症状が更に気になってきたからだ」と語り、二刀流の復活、そして来季を見据えた上で、シーズン終了を待たずに手術に踏み切ることになったと語った。

 大谷は今季ここまで106試合に出場し、384打数110安打18本塁62打点で、打率.286をマーク。エンゼルスは10日(日本時間11日)にプレーオフ進出の可能性が完全に消滅していた。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)