先日「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)に5-7、3-6、7-5、6-4、4-6で敗れ、準優勝となった第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)。

9月3日の火曜日の準々決勝でメドベージェフ(ロシア)はスタン・ワウリンカ(スイス)に勝利し、この時点で自身初めての「Nitto ATPファイナルズ」への出場権を獲得した。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)とともに、11月10日~17日までロンドンのO2アリーナにて戦う予定だ。

23歳のメドベージェフはこの9月3日の時点で今シーズン49勝をしており、「Nitto ATPファイナルズ」がロンドン開催が始まった2009年に、ニコライ・ダビデンコ(ロシア)が出場しタイトルを獲得して以来、初めてのロシア人出場選手となる。

「驚いたよ!」とメドベージェフはコメント。「出場権を獲得できたというのは、素晴らしいシーズンを送っている証拠だし、これまでやってきたことが実を結んだ結果だと思う。でも、まだまだ止まらないよ。できれば本命の一人としてプレーしたいと思う」

彼はこの夏、北米のハードコートシーズンでは19勝2敗を収めていて、2010年6月にダビデンコが記録して以降初めてATPランキングでトップ5入りを果たしたロシア人となる。ここ数週間では、「ATP1000シンシナティ」でダビド・ゴファン(ベルギー)を下しマスターズ1000クラスを初優勝、「ATP1000モントリオール」ではナダル、「ATP500ワシントン」ではニック・キリオス(オーストラリア)に決勝で敗れはしたものの準優勝と、結果を残している。

今年前半には、2月に開催された「ATP250ソフィア」でマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を下し優勝、1月の「ATP250ブリスベン」では錦織圭(日本)に敗退し準優勝、4月の「ATP500バルセロナ」では錦織にリベンジを果たしたのち、決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)に敗れはしたものの準優勝しているメドベージェフ。

「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた「レース・トゥ・ロンドン」では、これまで3度出場の経験を持つティーム、前年の覇者アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、さらに2018年の「Next Gen ATPファイナルズ」で優勝を飾ったステファノス・チチパス(ギリシャ)、錦織などが出場を狙っている。

「Nitto ATPファイナルズ」は、2009年から来年2020年までロンドンで開催され、2021年から2025年にはイタリア・トリノに開催地を移すことが決定している。世界規模で非常に有名なスポーツイベントの一つであり、180を超える地域で放送され試聴者数は平均9,500万人を記録している、世界が注目しているイベントだ。

※写真は「ATP 1000シンシナティ」でのメドベージェフ

(Photo by Adam Lacy/Icon Sportswire via Getty Images)

翻訳ニュース/ATPTour.com