ユニクロが開催する「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」で、錦織圭(日本/日清食品)とロジャー・フェデラー(スイス)のエキシビションマッチが発表され、13年ぶりにフェデラーが東京でプレーをすると大きな話題になったのは記憶に新しい。それに合わせて先日の「全米オープン」期間中の記者会見では、東京オリンピック出場についての質問がフェデラーに向けられた。

フェデラーは「まだ1年先のことなので、そこでプレーするかどうかわからない」と前置きし、「自分の中ではチームや家族のことなど、来年のウィンブルドンの後、どうするのがスケジュール的にベストか考えようと思う」とコメント。

現在、フェデラーはITF(国際テニス連盟)が定めているオリンピック出場資格を満たしていない。第1条件となる、前回のオリンピック以降でテニス男子国別対抗戦「デビスカップ」に、2回以上(通常は3回以上)出場しなくてはならないためだ。しかし、オリンピックの金メダリスト、もしくはグランドスラム優勝者に与えられるITFの推薦枠という手段も残されており、Swiss Tennis(スイステニス連盟)は、「フェデラーが望めば、喜んでその要望に応じる」と意欲を見せているという。そのことについてフェデラーは「オリンピックのワイルドカードについて詳しいことは知らないんだ」と冷静だ。

「今まで出場したオリンピックは毎回とても思い出深いものだった。国旗を抱えて歩いたり、2000年(シドニー大会)には妻に出会ったし、金メダル(2008年北京大会・ダブルス)を取ったり、銀メダル(2012年ロンドン大会・シングルス)を取ったりね。もし予選免除があるなら、自分としてはもちろん東京オリンピックに出場する可能性を常に考慮するよ」と、オリンピックの印象を話すフェデラー。

「ただ家族やスケジュール、体調、そして将来のことを考えなくてはいけないし、実際に出場するかどうかはなんとも言えないね」

有明コロシアムでプレーをするフェデラーの姿を見たいと願うのだが、果たして。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのフェデラー

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)