今年で2年目を迎えるeBASEBALLプロリーグ。いよいよ9月16日に12球団に所属するプロプレイヤーが決定する。今シーズンは1球団の所属選手が1名増え4名で1チームに、リーグ戦だけでなく交流戦も行われるなど新たな試みで戦いが繰り広げられる。プロテストを通過し、16日のeドラフト会議に出席する約40選手の中からスポーツブルが注目する選手を紹介する。

社会人野球とeBASEBALL、二刀流で今年もプロを目指す選手がいる。
その名は、及川裕也選手。
JOY戦士こと22歳のeアスリートはeBASEBALL初年度を北海道日本ハムファイターズの選手として戦い抜いた。昨年のeドラフトでは3位指名を受けプロへの道を切り開いたものの今年は継続契約を勝ち取ることができず、16日のeドラフト会議で再び指名を待つ。

プロ選手という経歴を持ちながら今年、ドラフトの舞台へ進むまでは決して順風満帆ではなかった。8月31日に行われた東日本オフライン選考会は各ブロック上位2名が面接審査に進むことができる。及川選手は3勝1敗1分の3位、本来であればプロへの復帰が断たれてしまう絶体絶命の状況で、特別推薦枠に選出された。選考会が終了し面接審査に進む選手は名前を呼ばれフォトセッションに、自身の名前が読み上げられた時の及川選手のホッとした表情が非常に印象的だった。

小学1年の時にパワプロを始め、小学2年で少年野球を始めた。パワプロでルールを覚えていたため、野球のプレーには適応しやすかった。現在札幌国際大学に在籍し、社会人野球の硬式野球チーム「札幌倶楽部」に所属している。

札幌倶楽部でプレーをする及川選手

サイドスローの右腕で最速は130km、持ち味はコントロールだ。
リアルな野球での経験をeスポーツプレイヤーとしても生かしている。配球を読む力、反射神経は野球選手として培ったものが大きいという。プロ野球の試合も観戦することが多く、2004年に日本ハムが北海道へ移転してきた直前にファンクラブに入った。同じサイドスローの日本ハム、宮西尚生投手を昨年のeBASEBALLプロリーグで毎試合起用した。「スライダーとカーブが混ざったスラーブという球種で打ち取っていましたね」ファイターズでも絶対的な信頼がある宮西投手、「実際のプレー同様、頼りになりました」と振り返る。

リベンジのeドラフト会議に臨む

現在大学4年生。就職活動を行いながらeBASEBALLで再びプロを目指す忙しい日々を送っている。大学卒業後も、野球とeスポーツの二刀流を貫く覚悟だ。昨年のeBASEBALL所属チーム、日本ハムは3位という悔しい結果に終わった。「今年こそはという思いが強いです」と語る及川選手。

リアルとバーチャル、相互からヒントを得てパワーアップした姿を見せるために…16日のeドラフト会議で名前が呼ばれる瞬間を静かに待つ。

無料スポーツアプリ「スポーツブル」内の「eスポーツ」ページ他、ライブ配信特設ページでは16日、東京・日比谷の「BASE Qホール」で行われるeドラフト会議の模様を午前11時から無料ライブ配信予定。
eドラフト会議では、各球団がプロテストを通過した候補者の中から今シーズンを共に戦うプレイヤーを選択する。
ここで、2019シーズンの各球団のプレイヤーが決定し、昨年のメンバーを中軸に据えて補強するのか?新戦力をベースにチーム力を一新するのか?2019シーズンにおける各球団の戦いは始まっている。

___ 開催日時:2019年9月16日(月・祝)11:00~16:00(予定) 場所:BASE Q ホール(東京ミッドタウン日比谷) 主催:日本野球機構(NPB)・コナミデジタルエンタテインメント ___